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2019-02

『ルアーブルの靴磨き』のこと

毎日いやなニュースや悲惨な出来事ばかりでいい加減うんざり。
どうして政治家って、こうもアホなんだろうとか、
世の中ってホント失言だらけだなあとか考えたり、
昨夜の北海道地震については「今後も警戒が必要」という予報が、
なんとも不安をかきたてますが、そんな中で、
今朝は、はやぶさ2のリュウグウ着陸成功のニュースで久しぶりにスッキリ。

はやぶさ1のときは、成功したのか失敗したのかよくわからなくて、
モヤモヤしてた記憶があるけど、今回の着陸は大成功だったそうで、
よかったですね、おめでとうございます。

あ、あと、阿佐ヶ谷の野良ミミズクは少しずつ移動してるらしいです。
今日はどこにいるんだか。いっそのこと、そのまま放っておいて、
「野生のミミズクになりました」ではダメなんスか?
都会にはタヌキとかハクビシンとかヘビとかいろいろ動物いるし、
昨日は駅の北口を歩いてたら、すごい速さでネズミが走ってった。

東京は意外と「野生の王国」なんじゃないかな。

さて、そんなわけで、
3月3日締め切りの原稿仕事を今日終わらせた優秀なライターのおいらは、
午後は、アキ・カウリスマキ監督『ルアーブルの靴磨き』を観てました。
あの!アキ・カウリスマキです、さぞや重く冷たい映画かと思いきや、
これは観終わったあとでホッとするヒューマンなドラマ。

若いときにああいう映画を作ってた人が、
今はこういう映画を作るようになったんだねえとビックリ。

アフリカから輸送されてきたコンテナにひそんでいたアフリカ難民、
その中からひとりの少年が逃げ出した。
その少年と、ルアーブルの貧しい靴磨きのおじさんとの交流の話。

貧しいのは靴磨きのおじさんだけじゃなくて、その周辺で暮らす人々も、
社会の最底辺の人々。彼らが必死で少年をかばい、守る。
やがて少年の親がロンドンにいることがわかり……

海外からの移民と接するなんて、今までの日本では他人事だったけど、
きっとこれから現実に起こり得ること。
遠くからやってきた移民とどう向き合うのか、
どう接するのか、きっと切実な問題です。

日本人は「他者」に慣れてない、外国人というと、つい構えてしまう。
そのせいか、この映画も、最初のほうでは、
「はあ、そういう行動に出るのか」と驚く気持ちもありました。
この映画を観ながら、このストーリーとどう折り合いをつけるのかも、
人によっていろいろだと思います。

いずれにしても、こんな暖かな午後に観るのにふさわしい、良い映画でした。

野良ミミズクは、ちゃんとごはん食べてるんだろうか。
生き延びていけるんだろうか。
モンプチでよければ、
ぼくはいつでも差し上げる準備はあります。








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劇場がひとつなくなってることに気がついた日

暖かいので荻窪のブックオフまで散歩。
このへんでは一番大きなブックオフですが今日はあまり収穫なし。
じつは横溝正史『獄門島』を探してました。

昨年超話題の香港ミステリー『13・67』を書いた陳浩基は、
「マイベストミステリー」として『獄門島』を挙げてるらしいのですが、
緻密な警察小説を書く作家と、横溝ミステリーの組み合わせが不思議。

確かに『獄門島』はすごく面白くて、高校時代に読んだときは、
読み始めてから読み終わるまで、ずっと同じ姿勢で座ってました。
もう1度読んで、その面白さを再確認したいのだが……
なかなか見つからないものです。

横溝正史ファンといえば『悪魔の手毬唄』とか『八つ墓村』とか、
因襲に満ちた田舎を舞台にした土俗的な作品を好きな人が多いそうですが、
ぼくは案外『悪魔が来たりて笛を吹く』とか『蝶々殺人事件』など、
都会ものが面白かった。『悪魔が来たりて笛を吹く』なんて、舞台は六本木ですぜ。
東京という「都市」が生まれる時代の空気が独特です。

最近は寝る前に安部公房の短編集をずっと読んでいます。
そのせいか奇妙な夢ばかり見ます。うなされて目が覚めたり(嘘です)。
あと、図書館でいろんな文芸雑誌を借りてきて、
今どきの小説をいろいろ読んでみたりしています。
中でも、村田沙耶香の斬新なオリジナリティに感服。
ああ、こういう人が芥川賞をとるんだねえ。

案外退屈で、途中で飽きて投げ出す小説もたくさんあります。
そういうときって、「おいらが悪いのか? 見る目がないのか?」
なんて考えたりもしますが、どうなんでしょうかね。

中には、登場人物の名前の付け方がなんともへんてこで、
それがどうにも気になって先が読めなくなったりすることもあるけど、
こういうのって、やっぱりおいらが悪いんですかね?
でも、そういうの、ないですか? 「どうしてこの名前にした?」みたいな。

でも、世間的にはあまり知られてなくても、
良い小説というのはたくさんあるんだということを、しみじみ感じる今日この頃。
図書館ではいろんな文芸誌を借りられるのでありがたいです。

あと、今日書き留めておきたいことですが、
子供の虐待を阻止する法整備が進んでるという話題をニュースで見てました。

日本人は「よその家のことだから」「よその親子の話だから」の感覚が強くて、
それに加えて今は他者に無関心だったり、
他人の生活に立ち入らないことが「よし」とされる時代だから、
よその家の中で起こってることに踏み込むのは難しいのだろうけど、
何かあったら他人の家にも踏み込んでいけるような、
そんなシステムというか、そういうのが出来ないと、なかなか難しい。
子供が犠牲になるニュースは、ほんとしんどいです。

あ、全然関係ないけど、今思い出した。
南阿佐ヶ谷の「かもめ座」って、なくなったんですね。
今日、荻窪まで歩いてる途中で気がつきました。
劇場がなくなるというのは、採算がとれなくなったから?

劇団の数あるいは公演の数と、劇場の数のバランスが変化してるんだろうか。
阿佐ヶ谷は劇場が多い街、というイメージなので、
ひとつでも減ると寂しいですね。

そして、南阿佐ヶ谷で今話題のみみずく君。
ちょっと探してみたけど、いなかった。
誰かちゃんと保護してほしい。
野良猫ならぬ、野良みみずく。












予想に反して食欲が萎えるほどの切ない映画

校正を送って時間ができたので夕方から『ブラウン・バニー』。
ヴィンセント・ギャロ監督・主演です。

ぼくが知ってる中で最もチャーミングな映画『バッファロー66』、
ボーリング場でのダンスシーンを見たら
誰だってクリスチーナ・リッチを好きになる。
ヴィンセント・ギャロの代表作と言われてる『バッファロー66』ですが、
その彼の2003年の映画が『ブラウン・バニー』。
監督・主演だけじゃなくて、この人は、
脚本も美術も撮影も編集も何でも自分でやる完璧主義者。

『ブラウンバニー』もずっと観たかったけど、どこにも置いてなくて。
やっと観ることができて安心、というか、なかなか切ない気分です。
愛と自滅の物語、そんな言い方していいんだろうか、
『バッファロー66』よりも、ちょっと苦しかった。
最後の最後に、「ああ、こんな映画なのか」とわかる。

でも、どちらの映画にも言えることだけど、
この人は、愛について、飾り立てることなく、ただ率直に、
あからさまに、ダイレクトに語る、そんな人なのでしょう。
ラストを知った上で、もう1度観たくなります。

こんなふうに愛について語れるというのは、
きっと、ひとつの才能です。

ところで、ぼくが映画を観る時間帯は、深夜から夜中にかけて。
それからもうひとつは、夕方5時くらいから。
みんな仕事を終えてひと息ついて、電車に乗ったり、
飲みにいったり食事に出たりする時間帯。

ぼくは部屋でひとりで食事することが多いので、
つい映画を観ながら……ということがあります。
なのでDVDプレーヤーに入れる前に、
「これ、食事しながら観ても大丈夫か?」というのを一応考える。
食欲減退しそうな映画はとりあえず避ける。

『ブラウン・バニー』は、正直ちょっと食事どころではない感じでした。
いろいろと思うところがあって。

さて、明日は予定どおり、次の仕事が始まるでしょうか。
また伸び伸びになったらいやだなあと思いつつ、
もしも伸びたら何をするか、ひそかに考えたりしています。

ところで、さっきから雨の音。
傘、持ってますか?



猫ばかりじゃない、たまには犬のことも書く

土日はずっと校正の仕事があって部屋にこもりきり……
かと思いきや、土曜日は大学時代の友達との会食会。
じつはその前に後楽園の観梅ツアーもあったのだけど、
それは仕事で行けなくて、食事のほうだけ。

この集まりはいつも本当に盛り上がるというか、
大学時代に学食でワイワイやってたのと同じノリで、とても楽しい。
文学部だったけど、今もみんな好奇心旺盛でいろんなことに触れてて、
とても良い刺激をもらいます。何年たっても同じですな。

店の作りというか、テーブルや椅子が、なんだか学食と似てて、
ちょっと懐かしい空気でした。朝の授業が終わって学食にいると、
ひとり、またひとりと友達がやってくる、あの感じ。
考えてみたら大学時代に一番長い時間を過ごした場所は学食だったな。

校正の仕事は昨日の夕方に終えて、
夜は『凍える牙』という韓国映画を観てました。
これ原作は乃南アサで、日本でも何度かドラマ化されてるらしい。
全然知らなかったけど。小説のほうは直木賞受賞作だそうです。

ぼくは、『殺人の記憶』のソン・ガンホが出てるので、
きっと悪い映画ではないだろう、という何の根拠もない理由でレンタル。
あと犬が出てるので。
犬を「殺人の道具」として訓練して「凶器」として使用するという、
なんだかイヤな話なのだけど、映画としてはなかなか面白かったです。

それにしても、犬に人を殺させるというのは、本当に可能なんだろうか。
刑事コロンボにも同じような設定がありました。
あるキーワードを聞かせると人間に襲いかかるように訓練して、
それで殺人を犯す。理屈だけ聞くといけそうな気がするけど、
現実にはどうなんだろう。試すわけにもいかないけど。

野犬なんかが人をかみ殺したというのは、たまに聞きます。
でもそれは犬の野生がそうさせたわけです。
そうではなくて「人間が意のままに操って人を殺させる」なんてね。

もしも可能なら、テロリストが殺人犬を都市に放って無差別殺人をやらせる、
なんて恐ろしい計画もあり得るのだろうけど。
何にしても、犬はいい迷惑だな。
『凍える牙』も、そんな殺人犬にされた犬に対して、
同情心というか、「犬寄り」の情を描いていた。

そう言えば、縄文時代の墓には、
人骨ととも犬の骨が埋葬されてることもあるそうで、
人間は大昔から犬と仲がよかったらしいです。
中には、死んだ人の頭部を覆うように犬の骨が埋められていることも。
よほど仲良しだったのかな。

でもよく考えたら、これ同時に埋葬されたの?
先に人間が死んで、あとになって犬が死んだときに、その墓に入れた?
それとも……なんて、いろんな想像が広がる。
いつも猫の話ばかりじゃない、たまには犬の話もします。

さて、ではちょっと図書館まで行ってきます。
帰ってきたら食事。











たまには内容の無いブログですみません

今日は「これを書こう」と何かテーマを決めたわけでもないのに、
なんとなくこのページを開いてしまった。
それも、まあ、いいか。行く先を決めないドライブや、
ただ歩くためだけの散歩だと思えばいい。

今日は朝から、ものすごい速さで走ってる猫を4匹も見ました。
野良猫の緊急集会でもあったんだろうか。

昨日から、「おいしい食パンにバターをたっぷり塗って食べたい」と、
ずっと考え続けていて、でも、なんとなく気が引けるから我慢してて、
あー、でも食べたいなあ、そそられるなあと思い続けていた。

そしたら今日の昼間、この前の芥川賞受賞作を読んでいたのだけど、
途中で女の子が、主人公のボクサーの部屋で、
食パンとマーガリンはあるか?と質問する場面があって驚いた。
マーガリンはあったけど食パンはなかったので、
ふたりはコンビニに買いに行くんだけど、
なんだ、この偶然???と思った。ほんとびっくり。

脳内で、今日読む予定だった小説を先取りしてたんだろうか?
こんなこと、あるか?

で、結局我慢できなくなって、今、まいばすけっとに行って、
食パンとマーガリンを購入。

そしたら、まいばすけっとに、すごくかっこいいお尻の女の子がいて、
「この1年で見かけたかっこいいお尻ベスト3」に入るのは間違いなし、
それくらい評価が高くて、つい見とれてしまった。

いやー、予想はしていたが、すごく内容の無いブログだなあ。
でも、けっして内容の無い毎日を送っているわけではない、(多分)。

あと、野球の洋ゲーが欲しくて、大リーグのやつ、
安いのがないかいろいろ調べてます。
バッターが三振したあとの、ガッカリしたアクションが見たい。

サッカーのゲームでもシュートミスしたときの
「あー、ちっくしょう!!」っていうアクションが面白い、
けっこうみんなジタバタして、ピッチに寝転んだりして。

大リーグのゲームも、けっこうアメリカ人特有のオーバーアクションで
くやしさを表現してる。youtubeで見たから間違いない。
それが見たくて、安い中古品ないかな。

しかし、ほんとに、こんな内容の無いブログでいいのか?
明日はちゃんと頑張って書きます。







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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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