プレゼント
月曜日の朝がいい天気だとホッとする。
洗濯機の回る音がいつもよりノンビリ聞こえております。
昨夜は、5月公演でやる3本の短編のうちの1本の読み合わせ。
役者にとっては渡された脚本を初めて人前で声にするというのは、
どんな気分なんだろう。
僕にとって、自分が書いたセリフが声になるというのは、
自分の描いた絵が画用紙から抜け出して動き出すような、
そんな不思議な驚き。「へえ!」って気分。
あ、こうなるのか!みたいな。
新しい脚本を手渡すとき、本番用であっても稽古用であっても、
自分が考えたセリフを渡すときというのは、いい意味で緊張する。
買ってきたものではなく、自分で作ったものを、
きれいな箱に入れて、きちんと包装して、「どうぞ」と手渡す気分。
自分が渡したプレゼントを相手が目の前で開いて、で、どんな顔をするのか、
それを眺めてるときの、ハラハラする気持ち。
あれに似ている。そうだ、ちょうどあんな感じ。
そんなこと考えていて、ふと気づいたのだけど、
ライターをやってる僕は、仕事で書いた原稿を真っ先に編集者に読んでもらうのだが、
PCが登場してからは、目の前で編集者が原稿を読むということがなくなった。
どんな原稿でも、クリックしてデータで送って、おしまい。
編集者がそれを読んでどんな顔をするかがわからない。
考えてみたら、これは寂しいもんだね。
編集者が満足そうな顔をするとは限らない、複雑な顔、苦々しい表情のこともあるけど、
それはそれで、やはりナマの反応を見たい。
PCは便利だけど、そんな貴重な一瞬を奪ったことも、確か。
そう考えると、
稽古場で、自分が書いた脚本を役者の人たちに手渡し、
それに対していろいろ感じたり意見を言ってもらったりして、
さらには、それを声にしてもらう、演じてもらうというのは、
本当にゼイタクな、すばらしいことだと思う。
一生懸命がんばって「演じ甲斐のあるものを書きたい」と心底思います。
みんな、来週も楽しみにしててくれ!!
洗濯機の回る音がいつもよりノンビリ聞こえております。
昨夜は、5月公演でやる3本の短編のうちの1本の読み合わせ。
役者にとっては渡された脚本を初めて人前で声にするというのは、
どんな気分なんだろう。
僕にとって、自分が書いたセリフが声になるというのは、
自分の描いた絵が画用紙から抜け出して動き出すような、
そんな不思議な驚き。「へえ!」って気分。
あ、こうなるのか!みたいな。
新しい脚本を手渡すとき、本番用であっても稽古用であっても、
自分が考えたセリフを渡すときというのは、いい意味で緊張する。
買ってきたものではなく、自分で作ったものを、
きれいな箱に入れて、きちんと包装して、「どうぞ」と手渡す気分。
自分が渡したプレゼントを相手が目の前で開いて、で、どんな顔をするのか、
それを眺めてるときの、ハラハラする気持ち。
あれに似ている。そうだ、ちょうどあんな感じ。
そんなこと考えていて、ふと気づいたのだけど、
ライターをやってる僕は、仕事で書いた原稿を真っ先に編集者に読んでもらうのだが、
PCが登場してからは、目の前で編集者が原稿を読むということがなくなった。
どんな原稿でも、クリックしてデータで送って、おしまい。
編集者がそれを読んでどんな顔をするかがわからない。
考えてみたら、これは寂しいもんだね。
編集者が満足そうな顔をするとは限らない、複雑な顔、苦々しい表情のこともあるけど、
それはそれで、やはりナマの反応を見たい。
PCは便利だけど、そんな貴重な一瞬を奪ったことも、確か。
そう考えると、
稽古場で、自分が書いた脚本を役者の人たちに手渡し、
それに対していろいろ感じたり意見を言ってもらったりして、
さらには、それを声にしてもらう、演じてもらうというのは、
本当にゼイタクな、すばらしいことだと思う。
一生懸命がんばって「演じ甲斐のあるものを書きたい」と心底思います。
みんな、来週も楽しみにしててくれ!!
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楽しみにしております。