2009-08

耳を澄ませば聞こえるんだろうか?

僕の部屋の壁には、すぐ近くに、同じような時計が2個かけてある。
1個は、秒針が1秒ずつ「カチ、カチ」と進む時計。
もう1個は、秒針が「スーーーッ」と流れるように動く時計。
両方を見比べていると、動き方がまったく違うのに、同じ長さの時を刻んでいることが、
すごくすごくすごく不思議に思えてくる。
それぞれの時計で、時間の「質」までが違うような……

まあ、それはいいのだが、昨夜、夜中に目が覚めて、なにげなく時計を見たら、
1個は2時40分で、もう1個は5時。  なぜ? なにこのズレは?
まるで、2種類の時間が流れているみたいだ。
なんだか不安な気持ちになったけど、眠かったから、そのまま寝た。

本当の時刻がわからないと、なんとなく不安になるのは、
文明社会に生きる人間の一種の病気なのか、それとも生きるものとしての動物的本能なのか。
はて、どちらなのでしょうか???

人間の体内時計は、24時間ではなくて25時間周期だそうですね。
生命の摂理よりも1時間短いサイクルで生きている人間たち。
寝坊したり夜更かししたりというのも、まあ、しかたないよね。
1日に1時間ずつズレて、24日目で、またピッタリに戻る。

神様は、なぜわざわざ1時間ズラしたのか?
その意図を聞かせてほしいもんです。

しかも、なんとも皮肉なことに、その人間だけが、
地球上の生き物の中で唯一、時計という機械を持って、時刻を刻みながら生きている。
まるで、1時間余分な体内時計のその誤差を確認するかのように。

神様って、こういう皮肉めいたことが、けっこう好きだよね。

ところで、前々から「?」と思ってたことがあります。
たとえば水が流れる音、砂が流れる音、風が流れる音、
そういうのは、なんとなく「あんな感じ」っていうのがわかるけど、
じゃあ、「時が流れる音」は?
時計の音じゃないよ、時が流れる音。

誰も聞いたことがない音……
いや、本当は聞いてるんだけど、誰も気づいてない音?

時は、どんな音をたてながら流れているのでしょうかね?

夜中、静まり返った時間に耳を澄ませば、もしかしたら聞こえるんだろうか。

あ、ちなみに、時刻が違ったふたつの時計、
ひとつのほうの電池がなくなってるだけでした。






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