2010-08

砂漠に不時着

エアコンをつけない猛暑の部屋で、熱いコーヒー飲んでます。
もう砂漠とかに不時着しても、ぜんぜん平気な気がする。生きていける。
星の王子様ごきげんよう、てなもんです。ヒヤッホィ!

その気になれば、知らんぷりして通りすぎることもできるだろうに、
何を好きこのんで自分の弱点を直視するような場所に、あえて身を置くのか?

見過ごすってことができないのね、アンタ、損な性格だこと。ふふ。
そのへんは見ない、そう決めて、ダーーーッと走り抜けるってえ知恵がないのかい?

ないね。

走っても走ってもついてくる、お月さまみたいなものだね、きっと。

電車の中で『動物園物語』、もう何回目だろう、これ読むの。
とくに好きってわけじゃないんだけど、たまに読みたくなる。
もしかしたら僕が「書けたらいいな」と思ってるのは、こういうものじゃなかろうか。

京王線の電車を待っている間、
ベンチに腰かけて、自分の手の平をじっと見つめているおじいさん、
を、じっと見ていた。

快速電車が通りすぎても、おじいさんは、じっと手の平を見たまま。
各駅停車が到着してぼくが乗り込んでドアが閉じても、
おじいさんは、まだベンチで、じっと手の平を見たまま。

視界から消えていく最後の最後まで、おじいさんはピクリとも動くことなく、
じっと手の平を見ていた。

あのおじいさんの姿を、たとえば、芝居にしてみたいんだよ。







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