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2011-08

うなぎ映画

調布には、うな丼500円の店があったから、
府中市民だった頃はときどき食べに行ってたんだ。

このあたりにはそれがないから、この夏はうなぎ食べなかったなあ、
なんて思ったのは、渋澤龍彦の映画評の本をパラパラ見てたら、
『ブリキの太鼓』のことが書かれていたから。

『ブリキの太鼓』の、あの印象的なうなぎのシーン!!
観た人なら、もうこれだけでわかりますよね。ね。

渋澤龍彦は、この映画を観た後でわざわざうなぎを食べに行ったらしい。
「食べられるかなあ」と不安がりながら。
でもまあ、ムシャムシャ食べたそうですが(笑)。

『ブリキの太鼓』は3歳で成長することをやめた少年の物語ですが、
彼には、太鼓を叩きながら高い声で絶叫することで
周囲のものを破壊する、というすごい特殊能力がある。

この映画を最初に観たとき、
この特殊能力がひどくうらやましかったです。

うなぎといえば、今村昌平の『うなぎ』が好きです。
この映画の最初の10分から、あのラストシーンは絶対に思いつかない。
そういうところも含めて、好きです。

この映画のラストシーンを観るとフェリーニを思い出すのは
きっと僕だけではないですよね?

そう、フェリニーニの、あの名作。
ネタバレになるから書きませんが。

ところで『うなぎ』って、すごく好きな映画なのですが、
いろんな人の批評や感想を読んでも、
「そう、そうなんだよね」と納得する文章、
「なるほど」と腑に落ちる文章に出会ったことがない。

どれもこれも的外れな書かれ方してる気がする。
かといって僕が的外れではない感想を書けるわけではないのだが。

要するに、自分だけの「出会い」を大切にすればいい、
ということなのでしょうか。

『うなぎ』と『ブリキの太鼓』のこと思い出したら、
やっぱりうなぎが食べたくなった。
500円のうなぎで全然OKなんだけどな。






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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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