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2013-07

『ラジエーター』終了しました

下北沢から都立大学まで夜中に自転車を漕ぎながら、
そういえば今回の芝居は、
キャストが決まるまで難航したんだっけ、
と思い返していました。

あんなに苦労して決めたキャスト、
でもお陰で、とてもいい座組みに恵まれた、
幸せな3カ月、幸せな公演だったと、
自転車ゆっくり走らせながら思っていました。

『ラジエーター』無事に終わりました。

御来場いただいた皆様、
いろいろな形で応援していただいた皆様、
本当に本当にありがとうございました。

予想以上にたくさんの御客様に観ていただき、
とても恵まれた公演になりました。

初めての下北沢ということで
ノーチラスの王道という感じの芝居をやりたかった、
今までやってきた群像劇、会話劇、暗転なしの一幕物、
それらをひっくるめたノーチラスらしい芝居でいきたかった、
それが『ラジエーター』です。

リアリズムのようでリアリズムではない、
理路整然としてそうで、どこか不条理。
今どき珍しい、ある意味、古風なスタイルの芝居かも知れません。

相変わらず好みがはっきり分かれる芝居なのでしょうが、
ぼくはただ自分が面白いと思うものを創り続けるだけ。
誰に媚びるでもなく、ただもう、ひたすら。

そういえば、劇団を始めたとき、
「死ぬときに後悔したくないから」と思った。

好きな芝居を創って、それを見て、
ひとりでもいいから「面白かった!」と言ってくれる人がいたら
ぼくはきっと、笑って死ねる。

これからも、そんな気持ちで
芝居を創っていくのでしょう、きっと。

今回は13人のキャストの多くが初めての人でしたが、
芝居に対するひたむきな気持ちに支えられました。
「みんなで創ってる」という思いを
つねに与えてくれたみんなに心から感謝しています。
何度それに助けられたことか。

「芝居はみんなで創るもの」
その原点に立ち返った公演でした。

本当にみんなありがとうございました。

さらには舞台監督さん、照明さん、音響さん、
受付を手伝って下さった皆さん、
絶大な効果をもたらした宣伝美術さん、
そして舞台美術に奔走してくれた美術さん、
多くの人々に感謝している朝です。

昨夜は打ち上げの途中で抜けて帰りました。
とても眠かったというのもありますが、
作・演出という立場にいると、
結局最後はポツンとひとりになる、
それがもう宿命みたいな気がします。

ひとつの舞台から解放され、
次の舞台に向かう役者さんたちが、
つかの間、はじけて、自分を解放してる姿を、
ぼくはただ傍観してるだけ。
なんとなく身の置きどころがなかった。

でも、きっとぼくは、
そんな気持ちも「込み」で芝居創りが好きなのでしょう。

いずれにしても、今日からは、
次回公演の脚本のこと考えています。
とりあえずアイデアはある、これをどうするか?
幸せな苦悶が待ってます。

みんな、本当にありがとう。

ありがとうございました。










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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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