2013-08

それは多分いつもの光景

体が覚えた習慣で、
日曜日でも朝5時に目が覚める。

今朝も、そう。

なにげなく外を見ると、
向かいの超豪華マンションのエントランスの前で、
ゴルフバッグを抱えた中年男が、
きちんと行儀よく立っている。

ぼんやりとして、何の表情もない顔。
明るい色のゴルフウェアと顔とが、とてもちぐはぐ。

まるで忠実な番犬のように。
……なんて思うのは、きっと余計なお世話。

彼には、そうやって守りたいものがあるのだろう。
それを当たり前のこととして生きてきたのだろう。
これからも、そうやって生きていくのだろう。

やがて、誰かの車がやってきて、
朝の挨拶とお世辞。
なごやかな車内、さしさわりのない1日。
彼の妻は、子供は、まだ寝てるのだろうか。

そんな、絵に描いたような、
面白くないテレビドラマのような、
そんな場面を、ナマで目撃できる日曜日の早朝。

もちろん、誰にも嘲笑なんてできない、
うらやみもしないけど、否定もできない。

そうやって生きてる人もいるのだ。
そうやって何かを守ってる人もいるのだ。

そうだよね、それは多分、
何かを守る、その守り方のひとつに過ぎない。

人は、何かを守ることで生きてる。
そんな解釈だってできるはずだ。
そんな考え方もできるのだ。

きっと、ぼくもそうやって、
何かを守っているのだ、
ぼくなりの方法で。

どうでもいい、朝の光景。

いたるところで繰り返されている、
おなじみの光景。















スポンサーサイト

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表によるブログです。
前向きに更新します。

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示