2014-01

やっとその時が来たのかも

4月公演のタイトル『新任教師』を変更します、
なんてブログに書いたのに、相変わらずトップページは変わらず。
ちょっと紆余曲折してます。

こんなこともあります、たまには。
今しばらくお待ちください。

今回、ちょっと意識している題名があります。
こんなこと書いていいのかな。
まあ、ここまで書いたら最後まで書くけど。

古い映画です、1962年『涙を、獅子のたてがみに』。
篠田正浩監督、脚本は寺山修司。

東京に出てきてすぐの頃に、古い名画座で観ました。
その頃ヌーベルバーグの映画がよく映画館で上映されてて、
といっても、もちろんフランスのそれで、
田舎から出てきたばかりの世間知らずの少年は、
トリュフォーやゴダールやアラン・レネなんかの名前を覚え、
映画ってスゴイなあ、東京ってスゴイなあと興奮してた。

で、そのうち、じつは日本にも
松竹ヌーベルバーグという潮流があることを知り、
ならば観ようではないかと思って、
大島渚や増村保造なんかの映画を観て歩いた。
その中で出会ったのが篠田正浩の『涙を、獅子のたてがみに』でした。

大学浪人中、つまりまだ芝居と出会う前で、
寺山修司のこともよく知らなかった。

ただ、このタイトルにシビれた。
ひとりの港湾労働者の青年が会社に利用され、破滅していく物語。

途中で主人公が恋人と動物園でデートする場面、
ライオンの檻の前で、おどけて吠えてみせる、
好きな女の前で虚勢を張る無力な青年は、
大学が決まらずひとりで東京で浪人してる自分自身にも重なり、
なんだか痛々しいというか照れくさいというか。
その場面は、やけに鮮明に覚えています。

ちなみに、この恋人役は加賀まりこ。
これがデビュー作。むちゃくちゃかわいい。

それにしても『涙を、獅子のたてがみに』というタイトル、
あー、かっこいいね、今でもそう思う。
誰がつけたのか知らないけど、いかにも寺山っぽいね。

浪人時代に観たこの古い映画のタイトル、
いつか何かの機会に、こんなタイトルをつけてみたい、
ずっとそう思ってきた。

そして今回、それを考えています。
10代の頃にシビれたタイトルを
今、何らかの形で、よみがえらせてみたい。

10代の頃に「ああ、なんてステキなんだ!」
と思えたことを、今でも同じようにステキだと思える、
そのことが、なんだか嬉しい気がします。

と、ここまで書いて、こんなこと書いていいのかなと、
もう1度あらためて思ってます。

まあ、書いちゃったから仕方ないか。

4月公演の正式タイトル、近日中にトップにのせます。





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