2014-03

「2週間後」と「半年後」

2、3年前から急に軽い花粉症になり、
へんな形で季節感を感じています。

たまに稽古のない日は
あえて芝居のことを考えないようにしようと思い、
昼休みには『百年の孤独』をパラパラめくる。

小説の最初のほうに書かれた家系図を眺めながら、
「家系図を見ながらでなければ内容がわからないような、
大河ドラマみたいな芝居を作りたいねえ」なんて考えてる。

たとえば中上健次の紀州シリーズでもいいし、
たとえば桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』でもいい。
サリンジャーが描くグラース家の物語でも、
いや、プルーストの『失われた時を求めて』でもいいのだ。

時間と家族が織りなすタペストリーのような芝居、
血というものの濃厚な匂いに満ちた、私的で詩的な歴史書。

そんなものを作りたいねえ。
なんてことを考えながら、『百年の孤独』をめくる。

頭の片隅では、9月公演のことが、
少しずつ、グツグツ音をたて始めてます。

そして、夜になれば、
『新任教師』のこと。

どうしても欲しい、ある場面。
でもまだ、どうやって見せればいいのか、
最終的に固まっていない場面。

全体がじわじわ出来上がってきたら、
きっと、自然発生的に湧きあがってくるはず。
そんなこと考えていた、その場面について、
そろそろ決断を下さなければならない。

一体ぼくは、あと何回、
こんな決断を下すのだろう。

2週間後の今日は「初日」です。
2週間後の今、本番の真っ最中。

なんだね。





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