2014-04

夢の教室は温かい

豆乳もコーラもどちらも普段ぜんぜん飲みません。
好きではないのです。
だから、豆乳コーラを買ったのは、まさに気の迷いです。

せっかく買ったのだからと思い、風呂上がりに飲みましたよ。
「あー、なるほど、これね」というのが感想。
うん、予想できたはず、おとななんだし。
そして、買うか買わないか、適切に判断できたはず。

まあ、お試しください。きっと好きな人もいるでしょう。
豆乳コーラという名前の、体にいいのか悪いのか全然わからない、
この奇妙な感じも、けっして悪くはないのです。

ただ、僕はもう2度と買うことはないだろうな。

体といえば……なんて、強引すぎる展開ではありますが(笑)、
『ピナ・バウシュ 夢の教室』を観てます。

舞踏なんて全然知らない、まったくわからないのですが、
じつはピナ・バウシュの『カーネーション』は観ました。
かなり昔のことです。

その時に感じた衝撃は、今も覚えています。
舞台上の無数のカーネーション、
そしてそのカーネーションよりも美しいダンサーの肉体。

そこに「肉体がある」ということを、あらためて実感する、
それは新鮮な新鮮な体験でした。

『夢の教室』は、素人の10代の男女40人が
ピナ・バウシュのもとで稽古を重ねる数カ月を追ったドキュメント。
それはまさに、彼らが自分の「肉体」を発見するプロセス。

とても温かい空気に満ちた教室、それが印象的。

そうだ、人間の肉体には温かい血が流れてるんだもんね。
息も涙も、人間の肉体から出るものは、みんな温かいもんね。

肉体の発見、ああ、そうか。

『夢の教室』を観ながら、
これも、ずいぶん前のこと、渋谷のハチ公前広場で偶然、
無心に踊っているギリヤーク尼ケ崎を観たときのことを思い出した。

それは渋谷、スクランブル交差点前の無機的な風景の中で、
異常なほどの生命力を発散していました。

僕たちは「肉体」として生きている、という当たり前の事実。
そのことをときどき思い出そう。

そして今、ぼくの肉体には、豆乳コーラが……






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