2014-05

「新鮮さ」のことを考えていた

週末、明け方、コーヒーを飲みながら、
レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの
決勝戦を観てました。

サッカーのことは詳しくないのだけど、
ヨーロッパの最高レベルの試合を見ながら、
日本のサッカーとは全然違うなあと思った。
なんていうか、もうまったく別のスポーツやってるみたい。

こんなサッカーする人たちと戦ったところで
日本のサッカーが勝てるはずない、なんて思ってた。

なんだろう、うまく説明できないけど、
スポーツとしてのルールを守りながらも、
ひとりひとりが「型」にはまらず自由自在に動いてる。
少なくとも僕にはそう見えた。まあ、そうじゃないんだろうけど。

日本のサッカーを見てると、
選手たちが「戦術」の上を動くコマのように感じる。
それが、どこか「不自由な感じ」。

スペイン人たちは、最低限のルールと戦術を踏襲しながらも、
「おれが楽しむサッカー」をやってる感じ。
動きがパターン化されてなくて、どの場面を切り取っても、新鮮。

あえて今、「新鮮」という言葉を使ってみた。

平田オリザの本の中に、
平田氏が俳優に要求する第一条件として、こうある。
「日常の様々な動作を、意識して、自由に組み合わせて、
何度でも新鮮な気持ちで演じることができる」

この中の「新鮮な」という言葉に惹かれました。

そう、役者の演技は、何百回同じ演技をやっても、
毎回必ず「新鮮」でなければならない。
毎回必ず「初めて」でなければならない。
そう思います。

明け方のサッカーを見ながら、
選手たちの動きに「新鮮さ」を感じた。
繰り返しが無い。いつも新鮮。
そしてどの瞬間を見ても、選手が奔放に楽しんでる。

おそらくパターン化されたものがありながらも、
それをパターンと感じさせない、その自由さ。

頭の中で、UEFAチャンピオンリーグと
平田オリザの演技論が重なった、その不思議な感覚。

忘れないうちに、書き留めておこう。






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