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2019-03

ある意味「孤独」をテーマにしたSFなのかも

日曜日って仕事する気にならないのはどうしてだろう。
サンプル原稿を送ってくださいと言われてる仕事があるから、
さあ書け書くんだと自分を鼓舞するのだが、日曜日ってねえ……
いやいや、甘えてるんじゃねえぞ黙って書きやがれと叱咤激励、
ちゃんと送りました。よかった。

昨夜は遅くまで黒澤明『天国と地獄』を観てまして、
もう何度目だよって感じですが、本を片づけてたら、たまたま、
エド・マクベイン『キングの身代金』が出てきたのです。

これ、映画『天国と地獄』の原作なのですが、
映画と原作、どれくらい違うんだったかなと気になって、
あらためて映画を観て、で、そのあと『キングの身代金』を…

けっこう違いました。とくに三船敏郎がやった主人公の性格設定。
やはり黒澤映画っぽく、ものすごい正義感というか倫理観というか。
でも、だから面白いんだよね、この映画。
そのおかげで今日はずっと眠かった。

でも頑張ってサンプル原稿を書いたので、
今夜は『パッセンジャー』というSF映画を観ました。

これ何の予備知識もなく観たのだけど、意外と見入ってしまった。
5000人もの人間を人口冬眠させて遠い星に移住させる、
その宇宙船の中が舞台。途中で事故があり、
5000人のうち、たったひとりだけが人口冬眠から目覚めてしまう。
目的地に着くまで、あと90年。どうすればいい?という設定。

彼は最初の1年間を、絶望の中、ひとりで生きる。
しかし、孤独に耐えきれなくなって、たまたまエンジニアだったので、
人口冬眠中のひとりの女性を、わざと目覚めさせてしまう。

彼は、自分が起こしたことを秘密にして、彼女とふたりで生きていくが…
という話。なんとなく面白そうではありませんか?

すごくSFっぽい設定だけど、人間臭い話です。
主人公の行動は深く考えさせられる。
90年間の孤独に耐えきれず、他人の人生をも巻き込んでしまう。
もちろん、このふたりは目的地には到達できないとわかってて…
なんか、すごくわかります。

たったひとりで宇宙船の中で生きている彼の孤独な姿は、
今の自分を見ているようで身につまされました(笑)。
もしもぼくに技術と知識があるなら、ほかの人のカプセルを開いて、
むりやり目覚めさせるかもしれない、彼と同じように。

彼女は途中で、自分は彼に目覚めさせられたということを知り、
当然のことながら激怒するのですが……
彼女の気持ちも、もちろんわかります。
なかなかいろんな思いに駆られる映画でした。

と、ふと気がつけば雨の音。明日も雨の月曜日なんだろうか。
明日は3・11なんですね。

雨の音を聞きながらだと、静かに寝つけるんだろうかな。





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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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