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2019-03

ぼくはきれいでもなく正しくもない、そんな人間です

やっと仕事の山を越えてひさしぶりの解放感。
ブログも久々のような気がします。
さっきからカラスの鳴き声が気になってます。
ずっと「ド→ソ」という2音を行ったり来たり。
いや、絶対音感の持ち主ではないから音階はわかりませんが、
これ多分、なにかの合図かメッセージを送ってるんですよね。
ド→ソ→ド→ソ→ド→ソ……何だろうな、気になる。

ピエール瀧か新井浩文か、このどちらかが出てる映画に限って、
「面白そうだから観てみよう」というものばかりなので、
このふたりの出演作が観られなくなると困るなあと思っていたら、
いろんな人が「それって何の意味があるのか? 誰の得なのか?」
みたいなことを言い出しましたね。何のための「お蔵入り」なのか、
何のための「封印」なのか、よくわからない。作品に罪は無い。
映画でもテレビでもふつうにやればいいのにと思います。
CMは、企業イメージあるから難しいかもしれないけど。

そういえば誰かが、
「悪を隠し持った人間のほうが、表現者として魅力的」みたいな発言してた。
今の時代、勇気ある発言。でも、ほんとにその通りだと思うし、
そもそも表現者が品行方正で超倫理的な人ばかりなんてあり得ないし、
映画でも文学でも何でも、あらゆる表現物というのは、
人間の秘めた部分を掘り返すためにあるものだと思うし
そこはジレンマですよね。

もちろん、犯罪を犯さないことは最低限の義務かも知れないけど、
その人が持ってる「悪」の部分が、つい露呈したときに、
それをどう受け止めるかは、その社会全体の成熟度とも関わる話かも。

少なくとも、誰かが悪いことしたときに、まわりが突然に「善人側」に立って、
正しい人間の顔をして「お前は悪いヤツだ、許さん!」と指さして糾弾するのは、
かえって恐ろしい感じもします。

けっしてピエール瀧や新井浩文は許されるべきだと言ってるわけじゃない。
罪は償うべきなのはもちろんです。
もし「被害者」がいる場合は、その人のことも救わなければならないし。

でも、社会全体がいきなり「正義派」になるのが、かえって怖い。
「こっちの側に立って、ともかく攻めてれば、自分は安全」みたいな。
それがなんだかイヤだなあと思っていたら、
「悪を持った人のほうが、魅力的」みたいな発言があって、ハッとした。
誰が言ったんだろう、これ。

それは人間というものの、永遠のジレンマですよね。
きっと、「悪」も込みで、「人間」なんだろうし。

映画でも芝居でも文学でも美術でも、広い意味でのアートというのは、
人間のそういう部分と向き合うために生まれたんだろうし。

最近、金属バットの漫才がすごく面白いのだけど、
きっとそれも同じ根っこですよね……というのは余談です、口がスベった。

さあて天気もいいし、カラスも鳴きやんだし、
ソワレのごはんをあげに行こうかな。







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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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