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2019-03

あ、ずいぶん髪が伸びたな、切りに行かなきゃ。

コンコ堂までブラブラ歩いたら店の前の100円コーナーに、
草間彌生の自伝を見つけまして、午後はそれを読んでおりました。

自分の作品について、「え、そこまで語っていいんですか?」ってくらい、
懇切丁寧に書かれていて、いや、なんというか、読んでると、
もうそのことについて語りたくて語りたくてたまらないっていう、
「焦り」さえ感じるような文章で、半分恐縮しながら読んでます。
「なぜ水玉か?」も、少しだけわかったような気がします。
全部ではないけれど。

中国で「ニセ草間彌生展」を開催して金儲けしてる悪者どもも、
これを読んだほうがいいと思う。ぜひ読め。

何にしても、独創的なものを創り出すということは、
本当にとても苦しいことだという、ひどく当たり前のことをあらためて考えた。
その産みの苦しみ。

「独創的なものを創りました」と自分から言ってるうちは、
まだ独創的でも何でもない。体や心を壊しながらも、
その長い長い道のりを一心不乱に進み続けて、やっとたどり着く。
ぼくは今まで、どんな道を歩いてきたのだろうか。
いや、今からでも遅くない、諦めないよ。

結局、ノーチラスの芝居も「唯一無二か?」といえば、
どう考えてもそうではない。それが自分で許せなかった。
「どこかで見覚えのある感じ」、そう言われるのが最も苦痛、
だから、誰の真似でもないものを作りたいと思ってた。
唯一無二でさえあれば、良いか悪いかなんてどうでもよかった。

でも、そこが一番難しいんだよなあ、唯一無二。
それは「目指してそうなる」ものではなくて、
「気がついたらそうなってた」という、いわば「結果論」だもんね。

誰の真似もしなくない。
だから、自分と向き合う。

いつまで生きるかな。いや、きっとまだ時間はたっぷりある。

子供のころ、うちは6人家族だった。
両親がいて、妹がふたりいて、叔父がいて。
でも両親はずいぶん早くに死んだ。
数年前に叔父が。去年は末の妹が死んだ。
「気がついたら、ふたりだけ残ったね」
九州に住んでる妹と昨日だったかLINEでそんな話をした。

その寂しさと身軽さは紙一重。

「あー、失敗だったなー」とは思いたくないです。

なんだか今日のブログ、重いですか?
きっと草間彌生効果です。







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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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