FC2ブログ

2019-11

早起きが「試練」の季節ですな

久しぶりに書きます。
最近、ツイッターをちゃんとやるようになって、
ふだんの出来事や感じたことをそちらでつぶやくようになって、
なんとなくブログを休みがちです。

でも書き留めておきたいことがあるときは、やはりブログですかね。

「書き留めておきたい」というほど大袈裟なことでもありませんが、
厚労省の「人生会議」のポスターが一部で問題になってるみたいで、
ふうん、そうか、これもやっぱりダメなのか、という感じです。

正直ぼくもあのポスター見たときは、ゾッとしましたが、
それはあくまでもビジュアルというか、デザインの問題。
今ひとつセンスないなあと感じただけで、
内容やコピーは、言いたいことをダイレクトに伝えてると感じました。

ただ、ツイッターでもつぶやきましたが、
今の時代、「人生会議」ができる人は、かなり恵まれた幸せな人たち、
身近な家族や親族がいなくて、人生会議したくてもできない孤独な人も
大勢いるはず。孤独死覚悟の人や、孤独死肯定派の人も少なくない。

だから、あのポスターは、あれはあれとして、
そうではない、孤独な人生の人たち、
人生会議できない人たちにも寄り添うような、
そんなポスターも作っては?と思いました。

「生」と「死」のいろいろな形が存在している現在です。
誰にでも「身近な家族」がいるわけじゃない。
人生会議できなくて、ひっそり死ぬしかない人も、大勢いる時代です。

いや、じつは、こんなことを書きたかったわけではない。
この人生会議のポスター、結局は厚労省は使わないことにしたのかな?

ただ、今朝のヤフーの記事にあったけど、
このポスターに対して正式な抗議があったのは、わずか2件だけだったとか。
もしも本当に2件の抗議によりポスター中止になったとしたら、
それは「過剰反応」ではないのかなと感じます。
どうなんでしょうね。

人生会議のポスターに限りませんが、
いろんなことが、わずかな抗議を受けて消えていくことが最近多いです。
出版物、印刷物、テレビ番組、音楽などなど・・・

ほんの一部の人が抗議したら、「不快に思う人がいるから」という理由で、
それを消去してしまう、それが当たり前になりつつありますが、
それって、本当にそれでいいのか?とも思います。

それが当たり前になると、世の中には、
万人が不愉快になることなく受け入れるような、
当たり障りのない、ごくごく平凡で標準的なものばかりがあふれる。
そんなことになりはしないか。

だれからも反感が出ない、だれも不快にならない作品、
それは、別の見方をすれば、なんと凡庸で面白味のない作品、
そんなことに、なりはしないか?・・・と思うのです。

人生会議のポスターは、人の死を扱ったものですが、
死なんてデリケートなものは、
もともといろんな受け止め方や感じ方があるものです。

あのポスターについても、あれに何の違和感も感じない人もいるだろうし、
すごく嫌悪感を感じる人もいるだろうけど、
その両方の感じ方があるのは、ある意味、当たり前。
だって、「死」を扱ってるんだもん。当然でしょう。

もし、あのポスターが「ダメ」ということになれば、
「死」の受け止め方も、みんな同じように「こう受け止めろ!」
と強要してるようなことに、なりはしないか?


それともうひとつ、これはちょっと、ヘリクツめいてるかもしれないけど、
先日、「表現の自由」ということが、世間で問題になりました。

「表現の自由」とは何か?という定義があいまいなまま、
いろんな人が、いろんな意見を言い、行動していました。

で、今回の、人生会議のポスターですが、
これが抗議を受けて使用されないことになった、そのことに対し、
「いやいや、これはこれで表現の自由だろ?」と文句を言う人が、
誰もいないのだろうか?という素朴な疑問があります。

あいちトリエンナーレのときには、
「表現の自由」と、それを見た「受け手の感じ方」の問題で揉めたけど、
今回の、人生会議のポスターについては、
誰も、その観点から発言していない。
いや、ぼくが見てないだけかもしれないけど。

「人生会議のポスターを見て傷つく人が大勢いる」という抗議に対して、
「いや、これは表現の自由です。死に方というものを、こう表現しました」
といって、抗議に抗議する人がいてもいいのではないか?

だけど、こういう時には、だれも「表現の自由」という言葉を使わない。
なんか不思議な感じがします。

誤解されないように書きますが、
ぼく自身が、どちらかの立場に立ってる、というわけではありません。

ただ、「抗議を受けたから中止」という単純な流れを見て、
「あれ、この前は、あんなに表現の自由で議論してたじゃん」と感じました。
このポスターも、そういう観点から論じることができるんじゃないのか?と。

なんだかダラダラと長く書いてますね。

ただ、このポスターのことをきっかけにして考えたことです。
最初に抗議した人の、その抗議内容を読んで、
「ん?」と思ったもので。
その言い方は、ちょっと問題あるんじゃないかな?と。

いずれにしても、厚労省がこのポスターをあっさり引っ込めたのなら、
それはとても残念だと思います。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。

今夜は、もう、ただ一言「寒い」という言葉しか出ません。
そして、これがしばらくは続くのだと思うと憂鬱です。

朝、早く起きるのがだんだんきつくなりますが、
どうにかして早い時間に仕事したいし、
マチネはゴハン食べにくるし。
早起きするように運命づけられた男です。





スポンサーサイト



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示