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2019-02

守るものは、無いです

『その王国の夜は明けない』の稽古開始に向かって、
着々と準備が進んでいます。

「脚本に手を入れて、新しい芝居にする」という作業が
言うまでもなく一大作業なわけで、
これはもう、けっこう途中で詰まったり頭かかえたりして、
3年以上の時間を経て同じ芝居を再演するということが、
いかに大変かと今になって思い知ってます。

ともかくね、守りに入ったかのような芝居はやりたくない。
小さくまとまったことはしたくない。

自分の生活や年齢を考えても、
世間一般的にはいろんな意味で「守り」に入らなければならない時期、
なのに、全然そんな気持ちになれない、というか、
それをやったらオシマイ、みたいな気分。

いや、そもそも僕には、何も守るべきものがない、
ただこの肉体ひとつで生きていくしかないと、
あらためて自覚している。

守るべきものを持たない人間が、
いくら何かを守ろうとしても無駄なこと。
何かを守ってるフリをするのも何だか自分で滑稽で、
せめて「命」くらいは守ろうかと思ってみるけど、
それさえも、いつだって投げ出す覚悟ができてる気がする。

まあ、あくまでも「気がする」だけなのだが。

このブログ、いったい誰が読んでるのか?
なんて思いながら、最近は書いてるわけですが、
だからもう、好き勝手に、過激なこと、くだらないこと、卑猥なこと、
反社会的なこと、非常識なこと、などなど、
何を書いてもいいじゃないかと思いながらも、
心のどこかで「ちゃんと書かなきゃ」みたいな気持ちが働いて、
どうにもつまらないタワゴトを並べてる気がする。

あー、このへんが、おいらの限界なんだよなあ。

いや、認めたくはないけどね。

くそったれだな。
くそったれ。
くそったれ。

自分から孤独になりながら、
孤独が死ぬほど怖い。恐怖。
孤独から逃れることが、生きる目標。
という一種の自己撞着。

結局のところ、自分を後生大事に守りたいのか。
穏便な立場に身を置きたいのか。
違う、違う、違う。

などと、自分の中でグルグルしながら、
「王国」と向き合ってる。




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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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