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2019-02

「王国」ありがとうございました!

シアターノーチラス♯19『その王国の夜は明けない』
無事に公演が終わりました。
観に来ていただい皆様、本当にありがとうございました。
そして支えていただいたスタッフの皆さん、劇場の皆さんに、
あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。

もちろん、2か月間いっしょに稽古してきた役者の皆さんにも、
「ありがとうございました」の気持ちでいっぱいです。

私生活でいろいろあって途中で挫折しそうになりましたが、
文句ひとついわず黙々と稽古に打ち込んでくれた役者さんたちのおかげで、
「王国」は完成しました。本当に前向きでよい座組みでした。
いつになく悩むことの多い稽古でしたが、
役者さんたちに多くのことを学ばせてもらいました。

「いつになく悩むことの多い」と書きましたが、
5年前に書いた「王国」の脚本は、頭の中でこねくり回され作られた、
言葉と思考の構築物、そういう意味で、若く、青臭いものです。
しかし同時に、「箱」や「反乱」など、演劇でなければ存在しえない道具立てがあり、
ノーチラスの芝居のなかでは、抜群に「演劇的」です。

そんな脚本ですが、しかし今の僕自身は、
「演劇的なものから離れ、日常的なものに近づこうとしている」
そんな時期だと思います。
そこに生まれた思いがけないジレンマに苦しんだ2か月間でした。

演劇的なものよりは、非演劇的なものによって演劇を作る、
それが自分のやり方だと自覚し始めたときに、「王国」の再演…
それはある意味で、この5年間、自分がどんな経路をたどってきたかを知る、
ひとつの良い体験になりました。

それは、これから新しい芝居を作る上で、
大きなプラスになると期待しています。
より「ノーチラス的なもの」を模索しながら、
これからも精進してまいります。

とても意味深い公演でした。
今、「王国」をやって本当によかったと思います。

そして来年5月は下北沢・小劇場楽園が決まっています。
20回目の記念公演です。
今から待ち遠しくてたまりません。

さらに8月には新宿眼科画廊も決まっています。
それに加えて、来年は、古典もやってみたい。
チェホフでも、ベケットでも、イヨネスコでもいい、
芝居というものをやっている以上、
ぜひ真剣に、古典に取り組んでみたい。それも抱負です。

いろいろと欲張りですが、楽しく頑張ります。

新しい年、新しい展開に向かって、
「王国」は大きなジャンプ台になりました。
あらためて皆さんに感謝いたします。

来年5月、ぜひ楽園にて、
新生ノーチラスをお楽しみください。
お待ちしております。

そんなわけで、
「その王国の夜は明けない」の幕が、
静かに下りました。





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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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