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2019-05

終わってから2日目の夜に思うこと

公演前に買っておいた本を読もうかなーと早めにシャワーを浴びて、
でもビールが無いことに気がついて、
でもまあ、たまには飲まない夜もいいかと思って、
なんだか曖昧な気分で過ごす夜。

酒には弱い人間なのに、全然飲めないのに、
しかし冷蔵庫にビールがないと落ち着かないというのは、病気か?
それとも何かの強迫観念? スマホ依存症みたいなもの?

さて、日常生活が戻ってきて、頭の中は、もはや5月公演のことでいっぱい。
これこそまさに病気? 強迫観念? 芝居依存症か?

しかしね、ひとつ公演が終わってみれば、もう稽古場が懐かしい。
早く脚本を書きあげて、稽古を始めたいです。
本当に、芝居というのは、ひとつの「病い」だと思います。

でも、それだけではない。
こんなノーチラスを支えてくださっている大勢の方々がいます。
その方々のためにも、少しでもいい芝居を作りたいと思っています。

「その王国の夜は明けない」は5年前に上演した芝居の再演ですが、
5年前の初演を観ていただいた御客様で、
今回もまた観ていただいた方がいらっしゃいました。
そんなに長い間にわたってノーチラスの芝居を観ていただいてるなんて、
本当に幸せだと思います。ありがとうございます。

他にも、いつも必ずといっていいほど観ていただいているお客様が、
最近増えてきました。本当に本当にありがとうございます。
これほどたくさんの劇団がある中で、
ノーチラスを観ていただけるのはとても幸せなことだと思います。

小劇団を観る人の数は増えているのかどうか、よくわかりません。
しかし考えてみれば、DVDのおかげで映画館で映画を観る人が減る時代。
スマホを利用して、映画でも音楽でも気軽に楽しめることを考えると、
芝居というのはわざわざ劇場まで足を運ばなければならないという意味で、
かなり「フリ」です。事前情報も少ないから、アタリかハズレかは「賭け」だし。
ましてやスターやアイドルの出ない小劇団の舞台を観るなど、
「イチかバチか」的な行動だと思います。
ふだん自分が「観客」になったときも、つくづくそう思います。

そんな状況の中でも劇場に足を運んでくださる方々がいる、
そしてノーチラスを選んでくださる方々がいる、
その事実の重みを、最近とても感じています。

いい加減なものは作れない、少しでもいいものを作りたい、
それはもちろんどんな状況であっても当たり前のことですが、
小劇団を取り巻く状況を考えると、そのことを、ますます痛感します。

そして「ぼくらは、あくまでも、まっとうな芝居で勝負したい」という思いも、
ますます強く、深くなっています。

ひとりでも多くの御客様に「ああ、芝居っていいもんだな」と思っていただけるよう、
これからもぼくらは、「真っ向勝負」でやっていきます。
「王国」が終わって、ますますそのことを考えました。

御客様ひとりひとりの方々に、心から御礼申し上げます。
そして、ノーチラスの芝居が、さらに、もっと広く「演劇」というものが、
これからも多くの御客様の心に届くよう、前向きに頑張ります。

そんなことを思いながら、5月公演のことをあれこれ考えています。
ぜひまた劇場に足をお運びください、お待ちしております。

さて、そんなわけで、溜まっていた読書をしよう。
今夜は、リチャード・フラナガンの『グールド魚類画帖』。
これ、ずっと読んでみたかった。

歩みを止めないということが、
今のぼくに必要なことだと思います、何よりも。

あー、やっぱりビールが欲しいな。
いや、我慢。








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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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