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2019-05

僕たちはあそこから来たのか?

昨夜食べたラーメンで口の中を火傷してます。
火傷のせいで、何を食べても、なんだか今ひとつ味がピンとこない。
僕は自他ともに認める「味がわからない人間」ですが、
こういうのも、ちょっと困る。

「生命の起源、宇宙飛来説に新証拠!」というニュース、なんだかスカッとしますな。
昔から、生命の芽が生まれたのは宇宙であり、それが隕石にくっついて地球にやってきた、
という説は根強くありますが、それって、とても魅力的な話だと思う。

二足歩行ができるようになった人類が初めて発見したのが空であり、
その空には夜になると星が光り、そして宇宙が存在することに気づく。
そんなわけで、人類史上最も古い学問は天文学なのだ、と誰かの本に書いてあったけど、
人間が夜空を見上げて、星の輝きを気にするのは、
つまりそこが自分たちの生まれ故郷だから……と考えれば、
なんだかとても納得がいく。

将来、はるか彼方の宇宙を旅する宇宙飛行士たちは、
地球から遠く離れて「寂しい」とか「怖い」とか思う代わりに、
「なんだか懐かしい、ここ、前にも来たことがあるような気がする」と思うかもね。

もしかしたら、人間のDNAの奥底には、
宇宙が生まれた瞬間の光景や、最初のビッグバンの音なんかの記憶が、
ひそかに記録されているのでしょうか……?

そう言えば、数日前にたまたま立ち寄った古本屋で
300円で買ったよく知らない作家の短編集、
その冒頭にのってたのは、「恋人が逆進化する」という物語だった。
逆進化、つまり、ある日、恋人が猿になり、
何日かしたらサンショウウオになり、虫になり……というふうに、
毎日毎日少しずつ、生命の進化を逆行していくというわけだ。

最初のうちは主人公(女性)をちゃんと認識するけど、
だんだんそれも出来なくなり、やがて視力も感覚も知能もなくなっていく……
想像したら、こんな悲劇ってないね。
そして最後に訪れるのは、ある意味、とても美しい場面なのだけど、
まあ、それはネタバレになるので書きません。

でも、「生命の起源、宇宙飛来説に新証拠!」のニュースを見て、
この短編小説のラストシーンも、少し書き変えたほうがいいかも、
なんて考えた。
逆進化した人間が最後に行き着くのは……

今夜、夜空を見上げて、そこにあるのははるか彼方まで広がる広大な空間ではなく、
自分たちが生まれた故郷だと思えば、なんだか懐かしい気持ちになれるかも。

生命宇宙飛来説が正しいかどうか、
それが判明する日が待ち遠しいです。

学者さんたち、早くお願いします。



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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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