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2019-05

それは浮くのか、沈むのか、流されるのか?

5月公演に向けてのワークショップオーディションが近づき、
また、既存の戯曲をみんなで読む「戯曲を読む会」の準備も進み、
ノーチラスは、少しずつ動いています。

こんな時間なのに早めの柿ピー食べながら、
久しぶりのブログ。

5月公演は、2016年5月18日(水)~22日(日)、
下北沢の小劇場楽園にて、
『紙の方舟』を上演します。

芝居の詳細はいずれまた。
ただ、「方舟」という言葉にピンとくる人もいるかも知れません。
1970年代に世間を騒がせた、ある事件。
いや、結局は「事件性がない」ということで
誰も逮捕されなかったし起訴もされなかった。
あの出来事を連想した人がいたとしたら、正解です。

といっても、あの出来事を芝居にするわけではないです。
あれは、ひとつのモチーフに過ぎません。
ただ、ずっと気になっていた出来事で、何か形にしてみたかった。
楽園という独特の形をした劇場にも、
うまく合致する物語じゃないかと期待しています。

ともかく、「誰がどう見ても事件なのに、しかし結局、
事件とは見なされず、警察は介入しなかった」というのが
ぼくはずっと気になっていました。
事件とは何? 犯罪とは何? 被害者とは、加害者とは何?
そして、それをすべてひっくるめて、人間の良心とか希望とか絶望とか。
そんなことを思いながら、脚本を書いています。
また、いずれ詳細をお伝えします。
5月、楽園でぜひ観てください。

それにしても、5月、という言葉を見るだけで、なんだかホッとします。
11月頃からずっと、もやもや、うつうつとした気分が続いて、
そのために、いろんなことが大きく変化した。

といっても、今はスッキリしたわけでもなく、
混迷は深まるばかり。もやもやは、ますますもやもやしています。

医学というのは便利なもので、さっきネットで、
「冬季型うつ病」「季節性感情障害」という言葉を見つけて、
あ、もしかして、これか?…と、飛びついてしまった。
しかし、まるで「逃げ道」のようなその言葉を
なんとかして頭から追い出そうとしています。

今のゴタゴタが始まった頃、だから秋だったと思うけど、
生まれて初めて心療内科というものに行ってみました。
そのときの自分の状態に病名をつけてもらえば、
もしかしたら少しは楽になるかもしれないと思い。
で、大量の薬をもらってきて、それを飲み始めました。

しかし、何回か飲んだだけで、その大量の薬は捨ててしまった。
なんか、それを飲むことそのものが、自分をダメにしてしまう気がして。
あ、べつに、そういった類の薬を飲んでる人を批難や否定はしていません。
必要なこともあるし、必要であれば、我慢することはないと思う。

ただ、ぼくは、あえて捨ててみた。
捨てることで、何かが、どうにかならないかな、と期待して。

でもまあ、何かが、どうにかなったわけではなく、
だから今、ぼくは、ここにこうしているわけです。

結局、自分でどうにかするしかない、
そんな当たり前のことを思いながら、
この街で時間が過ぎていきます。

こんな時だからこそ、何か、明確なものが書けるかも。
こんな時だからこそ、何か、人の心に触れるものが作れるかも。
こんな時だからこそ、こんな時だからこそ。

マイナス要素に蝕まれて苦しむくらいなら、
それをいい方向に変えていく。ピンチをチャンスに。

……なんて、前向きなことを口では言うけど、
果たしてどこまで現実にできるのか?

でも、何が何でも確かなことは、
「どんな境遇にあっても、作り続けるしかない」ということ。
これだけは確実です。
なりふりかまわず。

そんなわけで、紙の方舟を水に浮かべる日が、
今から待ち遠しいです。



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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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