FC2ブログ

2019-05

この種子から何が育つのか?

あまりの空腹に朝から板チョコを1枚、
雪山の遭難者のようにバリバリと食べながらブログ。

病院仕事は休みですが原稿仕事をする1日、
年明けからずっと原稿の締め切りが途切れないのは
なんだか久しぶりのことで、ありがたいです。

『紙の方舟』も着々と書いてます。
ワークショップが終わり出演者もほぼ決まり、
あとは稽古開始を待つだけ。
今回はどんな座組みになるのだろう。
早く全員揃って稽古したいです。
なんか、当たり前のことをサラッと書いてますが、
稽古開始を待つ、この、今の気分て、本当に清々しい。
まったく何もない「ゼロ」の地点に、
この前まで顔も名前も知らなかった人たちが集まり、
そして、「ゼロ」の上に少しずつ新しい世界を築きあげていく、
その創造の営みが始まる前の、この助走の時間。
とてもいい気分です。

始まってしまえば苦労と苦悩の連続なのは百も承知。
もちろん、それはそれで楽しい苦しみですが。

ところで、ふだんはテレビで連続ドラマというものを
まっっったく見ない人間なのですが、
珍しく、本当に珍しく、あるドラマを毎回欠かさず見ています。
NHKの『逃げる女』(鎌田敏夫)です。

無実の罪で刑務所に8年間入ってた女が、
出所後、裁判で嘘の証言をした友人を探す…
というのが話の発端ですが、
それはあくまでも「発端」に過ぎず、
物語は意外な方向にどんどん広がります。

じつは、今週末が最終回なのですが、
3回目あたりから、「あれ?」と思った。
あー、これ、『紙の方舟』とテーマが似てるんだ。

主人公につきまとう謎の少女の正体がわかってくるにつれて、
「家庭」「親子」「アイデンティティ」といった
抜き差しならない問題が語られ出します。

で、あれ、今書いてる『紙の方舟』に、どこか重なる。
いや、そんな言い方したら、おこがましいのですが、
3回目くらいから、それまでとはまったく異なる視点で見始め、
今は、今週末の最終回を心待ちにしているところ。
物語の終着点が見たい、どこに落としどころを持ってくんだ?

連続ドラマの「次の回」を待つ気分、というのが、
なんだかひどく新鮮です。
こうして見ると、1週間て長いね(笑)。

そんなこんなで、『紙の方舟』、楽しく書いてます。
ちょっと今までとは違った気分。

脚本は、何もない「ゼロ」の地平に蒔く最初の種子です。
実りの多い種子にしたいです。

さて、今朝3杯目のコーヒーにしますか。



スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/1077-2e025a23
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示