2017-10

情報解禁します

さて、5月公演の情報解禁しました。


もしも、私たちが漕ぎだす海が、
私たちの孤独より深かったとしても。

2016年5月18日(水)~22日(日)
シアターノーチラス♯20『紙の方舟』
下北沢/小劇場楽園

出演/木村香織、佐藤彩乃、高島桂介、松岡香里、
山崎拓也、 高山由夏(Quintet ・ぱずる)、鈴木智博、
古藤由実子、小玉賢太、入間史雄


前回の公演はいろんなことがあって、
というよりも8月の『水槽』以降ずっと、
日常生活がグラグラ揺れっぱなしで、
『その王国の夜は明けない』ではそれが決定的となり、
自分で自分の足をすくうように、いろいろなものを失いました。

その間に起こったことについては、いろんな形で言葉にしたので、
もう今さらここには何も書きません。

今だにぼくを批難する人もいるそうですが、
そして陰でいろいろ批難され揶揄されているのだと思いますが、
ぼくが悪いのだし、言い訳もしません。

とても愚かだったのは確かだけど、
人間として最低だったことは認めるけれど、
でもぼくは一貫して、他人をおとしめることだけはしなかった、
他人のプライドだけはつねに守り通したと思っています。
そしてそのことが、ぼくの最後の、小さな小さな小さな誇りです。

あれだけいろんなことがあったけれど、
でも今、こうして、新しい座組みができて、
そして新しい公演に向けて踏み出したことが
なんかもう、涙が出そうなくらいうれしいです。

これがぼくの居場所、呼吸する場所です。
今まで生きてきて、たくさんしくじってきたけど、
今、この居場所にいることが幸せです。

こんなことを書いているのは、今回の脚本は、
そんな思いから生まれたのではないかと思うからです。
いや、正直よくわからないのですが、
でも、「今」だからこそ書きたいと思って書いてる脚本です。

呼吸はごまかせない、
演劇は、観客の目の前で、生きた役者が演じています。
役者は、稽古場で生きた脚本家が書いたセリフを演じ、
生きた演出家とあれこれやり合いながら芝居を作ってます。

脚本家も演出家も役者も、そして観客も、みんな呼吸してる。
そのことはごまかせない。
だからナマナマしい、だから生きてる、
吸って、吐いて、吸って、吐いて。

生きてることを確かめながら演じ、
生きてることを確かめながら観てる。
吸って、吐いて、吸って、吐いて。

だから、こうして新しい芝居を作ることができるというのは、
つまり、ぼくはまた生き長らえて、
呼吸をし続けるということです。

ぼくはたくさん呼吸します。
役者たちも、たくさん呼吸します。
だから皆さんも、呼吸しにきてください。
呼吸してることを確かめにきてください。

今度の芝居が、そんなものになればいいなあと思います。
ぼくはなぜ芝居を作るのだろう、という疑問が、
ぼくはなぜ生きているのだろう、という疑問と、
本当に重なる日まで、うわっつらではなく本当に、
根本の根本の、本当の根っこのところで
きちんと重なるまで、ぼくは芝居を続けます。

『紙の方舟』、
どうか観にきてください。
お待ちしています。







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