2017-10

青臭いブログ

人間は何歳まで「夢」を持ち続けていいのか?
という問いかけに対して、ほとんどの人が、
「夢に年齢制限はない、いくつになっても夢を持つことができる」
というような答え方をするのでしょうか?

もちろん、それは間違いではないと思います、真理だと思います。
僕自身、いつか死の床にあり、自分の死を予感した瞬間にも、
「さあ、次は何をしようか?」と思っているような気がしています。
「生きる」ということは、「夢をつないでいく」ことと同義語である、
そんな気さえしています。本気です。

なんでこんなことを書いてるかというと、
年末に引っ越しをしたとき、古い原稿が大量に出てきて、
それをまたこの部屋にも持ってきたからです。
捨てられない。かつて僕が抱いた夢の名残りです。

画家になることを夢見て東京に出てきて、やがて挫折し、
出版業界に就職して今度は作家になることを夢見て、
いくつかの新人賞に応募したり、編集者に読んでもらったり、
いいところまでいったこともあるけど、結局はそれも挫折。

すっかり黄色くなった古い原稿用紙に書かれた文字を読みながら、
あの頃の自分の気持ち、「なりたいものに、なりたい」という熱意、
小さな挫折を繰り返し、それがやがて大きな挫折につながっていった、
あのときの苦い思い、現実を見つめるためにふりしぼった勇気、
そんなものを思い返していました。

やがて新たな夢を託した出版業界も不況で傾き、
しばらくは、夢らしい夢も持たずに生きていた、
あの、宙ぶらりんな日々。
やはり人間というのは、夢がなければ生きていけないのだと、
真剣に思い始めた頃、出会ったのが芝居でした。

今、自分の立ち上げた劇団が少しずつ育ってきて、
何かが確実に成長している手応えを感じている。
まわりの人に支えられていることを実感しながら、
芝居を続けていることを、とても幸せだと思っています。

今、ぼくには具体的に夢があります。
ある劇場で自分の芝居を上演すること。
そこに、役者を連れていくこと。
漠然とした、ではなく、具体的な夢に向かって進んでいる。
その実感がとてもうれしい気持ちです、
いや、これからいくらでもつまずき、挫折し、落胆するはずです。
それは、今まで夢というものに、さんざん苦しんできたから、
よくわかります。夢とは、そういうものです。

でも、今度こそはかなえたい、かなえてみせる、
夢は挫折を味わうためにあるのではなく、
かなえるためにあるのだと、声を大にして言いたい。

黄色くなった古い原稿用紙を見ながら。
「今度こそ、夢をかなえよう」と思います。
今までのは、夢の予行練習、これからが本番です。

なんか、今日のブログは、やけに青臭いですね。
お恥ずかしい。たまには、いいか。

ぼくは、真剣です。
そのことを、文字にして残しておきたい。
真剣です。
今まで、ずっとそうだったように。

いつか僕が死んだら、
黄色くなった古い原稿用紙はどうなるのだろうな。
そんなことを、今、ふと思いました。







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