2017-10

少しずつ方舟を組み立てる

朝のバナナを食べながら
youtubeでFF7リメイク版のトレーラーを見ていたら、
なんだか子供の頃のことを思い出しました。

今でもたまにプレイしたくなるほどFF7が好きなのは、
主人公たちが貧民街で生まれた底辺の人々だからだと、
最近になって気がつきました。
彼らの「上」を見上げる目線の切なさが、
貧乏な家に生まれていろいろ我慢させられた自分の子供時代と
どこかで重なっている。だからFF7に惹かれるんだろうなあ。

神羅の都市を走る列車が、
中学時代に家出して乗った夜行列車にも重なる…とまでは言わないけど、
「ここではない、別の場所に行きたい」という思いが、
いつも体の中にあった。その感覚が、
世界を旅するFF7の主人公たちに映ってます。

てなわけで、朝からゲームネタで面目ない。
始まるはずの原稿仕事がなぜか始まらず、
中途半端な気分の週末です。
出版社と揉めてるのかレイアウトが遅れてるのか……
なんて思いながら、早起きして、もう3杯目のコーヒー。

『紙の方舟』も着々と書いています。
いつも以上に「書きたい場面・書きたい会話」がたっぷりあって、
とても楽しみながらパソコンの前に座っています。

『紙の方舟』も、また、「ここではない、どこか別の場所に行きたい」
そんな願望を秘めた物語かもしれません。
そういう意味では、自分の中に生涯ある願望を形にする、
そんな芝居とも言えるのかも。

脚本を書くにあたって、
イエスの方舟事件についての本をいくつか読んでいるのですが、
「へえ!」の連続で、学者というのは面白いこと考えるなあと、
あらためて感心。事件についての印象がずいぶん変わりました。

ちなみに、ですが、『紙の方舟』は、
イエスの方舟事件からヒントを得た脚本ということで、
「社会派か?」と思う人もいるかもしれませんが、
書いてる本人は社会派だとはまったく思っていません。
そもそも社会派というものの定義がよくわかりませんが、
少なくともイエスの方舟事件の再現ではないし、
社会問題に何かを投げかけるみたいな意図もありません。

それは、ただ、人間の物語です。
産まれて、生きて、死ぬ、人間の。

そんなわけで、いつになく楽しく書いてる脚本。
早く役者さんたちに読んで欲しい。
あー、この感覚、このひそやかな興奮。

では4杯目のコーヒーをいれますか。
どちらさまも、良い週末を。








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