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2019-02

ドリンク!その2

前のブログに『コインロッカーベイビーズ』のことを書きましたが、
その後ネットで調べたら、アメリカで映画化するという話があったらしい。
「あった」というのは、5年くらい前に公開される予定だったようだけど、
今だに完成したという話は聞かないから、一応、過去形でね。
現在進行形で進んでるのかもしれない。
俳優として浅野忠信やヴィンセント・ギャロの名前が挙がってたけど、実際どうなんだろう。

ヴィンセント・ギャロの『バッファロー'66』は、僕にとって、
「絶対いいから!と人にススメても100%つまらんと言われてしまう映画ベスト3」の1本。
(ちなみに、あとの2本は『ラン・ローラ・ラン』と『フィッツカラルド』。…なんで?!)

『コインロッカーベイビーズ』の、混沌として、しかしエネルギッシュな世界に
ヴィンセント・ギャロはバシッとハマりそうで、よいね。

しかし、そもそも、なぜアメリカで映画化? 舞台は、どこ?
あの小説は「東京」だから意味があるんじゃないのか?
「東京」、あるいは「トーキョー」でもいいけど。
しかも、やっぱり日本語で、少なくともアジア圏の言語で語られるべき物語ではないのか?
……なんてね、べつに英語をどうこう言ってるわけじゃないです。
ただ、『コインロッカーベイビーズ』のような小説を読むと、
「自分が日本語を解する人間でよかった」「日本語ってスゴイ」と感じてしまう。
だから、英語で語られる映画になると思うと、なんだろうね、「へ~」と思ってしまう。

小説でも戯曲でも詩でも何でもいいけど、
「日本語って、なんかいいなあ」と、ことさら思わせてくれるものに出会うと、
「お!」と思ってしまいませんか? 
たとえば、村上龍の書く日本語にはシビれるけど、
村上春樹の書く翻訳小説みたいな日本語にはシビれない。
(あ、ほかの外国語を流暢に話すほどの語学力は無いですよ、僕は。念のため。
だから、これは比較の問題ではありません)
それを思うと、やはりこの小説は、
日本人の身体を持った役者が日本語で演じてほしいと思います。

やっぱり、蜷川幸雄が舞台にすればいいのにね。
朝倉摂の、リドリースコット的な美術で。ああ、観たい。

本日は金曜日。夜は稽古。
出かける時間が待ち遠しいです。













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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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