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2019-02

『ミニチュア』ありがとうございました

『ミニチュア』、無事に終わりました。
ご来場いただいた皆様、
支えていただいた皆様、
新宿眼科画廊の皆様、
そしてもちろん出演していただいた役者の皆様、
本当に本当にありがとうございました。

みんなで追いかけた朝倉文枝の行方、
そこに何らかの答えがあるかどうかは別にして、
人間の不在ということについてみんなで真剣に思いめぐらせ、
そしてひとつの作品の形として実を結んだと思います。

終演後、何人かの御客様と話をする機会があったのですが、
それぞれの思いを聞かせていただくことは、
芝居を創る者として、とても幸せです。
そうやってナマの声をすぐに聞かせていただくというのは、
芝居という「ライブ」ならではの貴重な経験です。
あらためて御礼申し上げます。

ちなみに、ラストの言葉について何人かの方に質問されました。
ぼくとしては、どう受け止めるかは御客様の自由であり、
今まで上演したすべての芝居がそうであったように、
『ミニチュア』もまた、上演を終えた瞬間から
御客様のものになるのだと思います。

ぼくとしては自分なりに納得して書いた脚本を、
本当に真剣に向き合ってくれるすばらしい役者さんたちが
とことん突き詰めて「作品」として完成させてくれました。
役者さんたちに心底感謝しています。
すばらしい公演でした。

今日からは気持ちを切り替えて、
次の公演のことを考えます。
またぜひ劇場でお会いしましょう。

というわけで、今日は荷物の搬出、精算を終え、
気分をリセットするために『シン・ゴジラ』へ。
ゴジラに破壊されていく街の風景が
『ミニチュア』に重なったりしてました(笑)。

怪獣映画を映画館で観るなんて本当に久しぶり。
『シン・ゴジラ』はあまりにも評判がいいので、
「何がそんなにウケているのか?」を知りたくて。

いや、正直その評判の理由は今ひとつわからなかったのですが、
でも前半の政治家たちの話し合いの様子、
ゴジラを倒すためにいろんなジャンルのプロが集められるが、
結局それも政治的に面倒な背景があってうまく機能しなかったり、
そんなバタバタの様子をリアルに描いてあるのが面白かった。
きっとそのへんが、ウケてる理由なんですかね。

あと、ゴジラそのものも不気味。
今までのゴジラのように、明確な意志を持った知性体としてではなく、
あくまでも本能のままに生きる動物として描かれている。
そのへんも気持ち悪い。

そう言えば、初代の『ゴジラ』では、
最初にゴジラが出現したあと、
その大きな足跡を学者たちが調査する場面があったのですが、
三葉虫などの古代生物が付着していたり、
ガイガーカウンターで放射能を測定するくだりがあって、
そんなリアルな描写に、おののいたのを覚えています。
やはり動物としてのリアリズムが、ゴジラの恐怖を倍増させていたっけ。

まあ、要するに、人間は人間として、ゴジラはゴジラとして、
ナマナマしく描いているのが新鮮だった。
そんなところも評価されているような気がします。

いずれにしても、なんだかリフレッシュしました。
ありがとうゴジラ。

では、これから、荒れ果てた部屋をきれいに片づけますかね。
愛しき日常が始まります。

洗濯機の音が、まるで日常生活を動かしている歯車の音に聞こえます。





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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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