2017-10

ソワレは猫の名前

人手不足のために毎日仕事が忙しくて、
帰宅するとしばらくは何もしないでボンヤリ寝転ぶ時間が欲しい。
昨夜はそのままソファで眠ってしまい、体が痛い朝。

そういえば深夜に地震があったなあと思ったら、
不安定に積み上げてあった本が崩れていて、
安部公房の『燃えつきた地図』が床に転がってました。
これ、こないだ読みたくて、でも部屋の中で発見できなくて、
わざわざ本屋で新しいのを買ったのに、地震でポロンと。
まるで「ほら、新しいの買わんでも、ここにあるやんけ」みたいな。

ポロンと落ちてる文庫本を見て、
エラリー・クイーンの『フランス白粉の謎』のラストシーンを
なぜか思い出しました(笑)。きっと、こんな感じ。
やれやれ、日常生活はこんなふうにして進んでいきます。

そんな毎日の中での小さな癒しは、ソワレ。
猫の名前です、勝手につけた名前。野良猫ソワレ。
すごくなついてくれて、道で会えば「モンプチくれ」と近づいてくる。
ソワレはきっと、ぼくのことを「モンプチ」と呼んでるはず。

いつも出会う場所が決まっていて、そこを通って帰るのが楽しみです。
近所に住んでる役者木村香織もソワレと仲がよくて、
ソワレは毎日どちらからかゴハンをもらう生活。いいなー。
べつべつのふたりの人間からゴハンをもらう生活。憧れる。
たまに木村香織さんとふたりでソワレの前に現れると、
「あれ、なんでこのふたりが一緒におるんや?」みたいに混乱するソワレ。
不倫がバレた芸能人て、こんな感じ?
まあ、ソワレは芸能人みたいにヘタな言い訳はしませんが。
ソワレのゴハン代を稼ぐためにも毎日がんばって働かにゃあね。

さて、『月はゆっくり歩く』の稽古が始まっています。
とても良い座組み。みんなイキイキしていて、
おしゃべりが絶えない、いい意味で。こういうの、好きです。
心地よいカオス。何か良いものが生まれてきそうな気配。
キャスト7人のうち、初参加6人という構成ですが、
初参加とは思えない濃厚な空気が漂っています。
はい、脚本がんばって最後まで仕上げます。

今回は「見えるはずのないものが見える人々」の物語。
設定が、ややファンタジック? 
どちらかといえばリアリティ追求型のノーチラスとしては異色かも。
でも、かつてはけっこうファンタジックな設定の話もやっていた。
『月光インク』とかね。あとは……『月光インク』しか思いつかないけど。
あ、『金の夜・銀の森』も、そうかな?

「見えるはずのないもの」とは、「もうひとつの月」です。
火星にはふたつの衛星がありますが、
地球の夜空に、もしも2番目の月が見えていたら?
物語がどこに着地するのか、ぜひドキドキしながらご覧ください。

初日は11月23日、祝日です。
今回は11回も上演するので、選択肢は多いです。
ただし、いつもより席数が少ないので、ご予約はお早目に。

できることならソワレにも見てほしい。猫割引で。

これから寒くなるけど、ソワレは、そして野良猫、野良犬たちは、
どこでどうやって冬を過ごすのか? それが気がかり。













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