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2018-10

近所に真新しい空き地ができた

大阪やその周辺の人、大丈夫でしょうか。
熊本地震のときは全国からたくさんの支援をいただいて、
僕自身は熊本で被災したわけではないけれど、
妹たちや親戚は、たくさん救われたようです。
もしも関西でこれを読んでいる人がいましたら、
まだ余震もあるかもしれないし、気をつけてください。

今日ずっと地震のニュースでなんとなく落ち着かない1日でした。
夜中にサッカーを見ていたせいで、すごく眠かったし。

しかし新しい仕事の材料がようやく送られてきたら、急に緊張。
新しい出版社が相手だと、自分は「試される立場」なのでドキドキなのに、
正直、眠いせいか、いくら読んでも頭に入ってこない(笑)。やばいな。
今夜はちゃんと寝よう。

でもその前に、ずっとここに書き残しておきたいことがあって、
久しぶりにブログを開いています。


このへんは阿佐ヶ谷のごちゃごちゃした住宅街なのですが、
うちから歩いて数十メートルのところに、真新しい空き地があります。
ついこの前まで、古い大きな家とアパートが建っていた一角です。

1か月ほど前にその大きな家から家財道具が大量に運び出されました。
その作業をやっていたのは、そこの住人ではなく役所の人です。
それから数日して、その大きな家とアパートが取り壊されました。
おそらく、大きな家は大家さん宅で、ご高齢の人のひとり暮らし。
すぐとなりのアパートからの家賃収入で生活していた。
でもその方が亡くなって、役所の人の手で取り壊されて空き地になった……

今は珍しくないことだと思います。
空き家がどんどん増えてるらしいし、取り壊される家も。
高齢化社会がどんどん進み、人口が減少し、
人の生活がどんどん減っていって、空き家と空き地だけが増える。
これから先どうなるんだろう、と思います。

少し話は違いますが、日本には年間8万人以上の行方不明者がいる、
その中で、約1万5000人は認知症の高齢者だそうです。
大多数は発見されて保護されるらしいのですが、
でも、そんなに大勢の高齢者が自分の名前や住所がわからずさまよってる、
それはそのまま、深刻な高齢化社会そのもののイメージに重なります。

何を書こうとしてるのか、自分でもよくわからないのですが、
元気な高齢者が増えている、人生はどんどん長くなってる、と言われ、
それはもちろんいいことだと思うのですが、その一方で、
何もなくなった空き地を見たりすると、
そこで生きて生活していた人には、一緒に暮らす家族もなく、
その人が亡くなれば、その生活の痕跡はきれいに消されてしまう、
そのことをまざまざと見せつけられているような気になります。

「生きて、死ぬ」という当たり前の事実が、
今、すごくあからさまに目に映る、そんな時代のような気がします。
何もなくなった、真新しい空き地を見るたびに、
「そこで生活していた人の命が、今はもう無い」というその事実が、
いやというほど直接的に自分の中に入り込んできます。

そのことを、書いておこうと思いました。
ブログというのは、ずっと後になって読み返すと、
そのときに自分が見たものや聞いたもの感じたことの記録として役立ちます。
今日は、近所の空き地です。









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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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