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2018-11

Twitterは本当は怖いものですか?

久しぶりのブログです。あわただしい1週間でした。
今日は日曜日なのに神保町の出版社まで打ち合わせ。
そうだ、フリーライターには土日は関係ないんだったなーと、
今さらながら思い出しました。

世の中も、あわただしい1週間でした。
こんなにいろいろ報道されると、報道されてないところで、
何かよからぬことが密かに進行してるんじゃないか、なんて、
つい疑心暗鬼になってしまう、それくらいあわただしかった。

サッカーで日本の選手やサポーターたちの優れた行動が注目され、
「日本はなんてすばらしい国なんだ!」と世界が称賛したというニュース、
その数日後に、いきなり7人もの同日死刑執行。
これだけ世界が死刑反対の方向に動いてる時代に逆行する出来事に、
つい数日前に日本を称賛した海外メディアは、
あらためて「日本の神秘」を感じて戸惑ったかも知れません。

不謹慎な言い方ですが、いろいろな死の形があります。
死刑執行は、直前に宣告されて、心の準備をする時間が与えられる。
でも死刑執行された彼らに殺された被害者は、その準備の時間さえ無かった。
水害で亡くなった方々は、もちろん不本意な形で死を迎えたでしょう。
そして、横浜の病院で看護師に殺された大勢の人々は……

その事件の真相は、まだよくわかっていませんが、
犯人の供述では、「自分の勤務中に患者が亡くなると、いろいろ面倒なので、
他の看護師の勤務時間に亡くなるように、薬品を投与した」
みたいな動機らしい。こんな動機があるんだ。
動機の不可解さという点では、前代未聞の事件かもしれません。

だいいち、この看護師によって死なされた被害者の人たちは、
放っておいても、いずれは亡くなる人たちだったのでは?
それなのに、ただ「自分の勤務時間中に死んでほしくない」
という理由で殺されたとしたら、ずいぶん身勝手な犯人というか、
いや、わざわざ殺さなくても、他の看護師に、
「ごめん、ちょっと代わってくれる?」とか言えば済む話だったのでは?
まあ、詳細はこれから明らかになるのだろうけど、
もっともっと深い理由があるのかもしれません。

いろんな出来事があって、それぞれにいろんなことを思います。
そんな中で、ブログに書き残しておきたいことがあります。
Twitterのことです。

ここ数日、Twitterをいつも以上に見てました。
ひとつは、西日本の水害で被害に遭われた方々の救いを求めるTweetです。
「今、屋根の上にいますが、早く救助に来てください」といったTweetが
住所とともに何度も流れてきました。
実際の住所を書くくらいだから、本当に大変な状況にいたのだと思います。
そしてそれらのTweetは大勢の人にリツイートされていました。
Twitterが少しでも役に立てばいいがと思っていました。

もうひとつは、麻原彰晃の三女の方のTwitterです。
父親の死刑が執行されてから、彼女のTwitterには、
心無いTweetが並びました。三女の方に対する誹謗中傷というか、
いや、もっと低レベルな、人間性のカケラもないバカげたTweetです。
何が正しいとか正しくないとか、そういう判断よりも前に、
Twitterを使ってそんな言葉を個人に向かって吐くという行為に、
なんだかモヤモヤした、いやな気持ちにさせられました。

もちろん、それに対してはっきりと「否」と言う人も大勢います。
バカげた発言を削除するように行動を起こす人もいます。
世の中は、やはりちゃんと健全さを保っているのだとも思います。
健全さと不健全さが同居している世界、
そのことを、あらためて思いました。

Twitterをめぐる、このふたつの出来事を、
文字にして書き残しておこうと思います。

それから、もうひとつ、今夜のブログは長くなりますが……

とある女性のTweetに驚きました。まったく知らない女性です。
だれかがリツイートしてくれて、たまたま読みました。

その女性は、金曜日の午後に山手線に乗っていて、
小学生の女の子が痴漢行為を受けるのを救いました。
ただし、犯人には逃げられたようです。
周囲のおとなたちに「捕まえてください」と頼んだにもかかわらず、です。
女性は新宿駅で少女とともに下車して、駅員に報告。
警察官も駆けつけて、山手線のホームで詳しい説明をしたそうです。

じつは、この騒ぎ、ぼくも偶然目撃しました。
同じ時刻に新宿駅の山手線ホームにいたのです。
ただし、駅員や警察官を含めた人だかりを見ても、
それが何の騒ぎかは全然わかりませんでした。

あとでTwitterを見て、初めて事情を知りました。
そうか、そんなことがあったのか、と思いました。

そして、あとでその光景を思い返してみて、
何の騒ぎだろう?と遠巻きにする人たちの顔を思い返し、
当事者でない人間の無関心さや非情さを感じました。
いや、もちろん、ぼく自身もそのひとりです。
「何の騒ぎだろう」と疑問に思っても、
さらに一歩踏み出すことはありませんでした。

その女性の「周囲の誰も助けてくれなかった」という言葉を、
あらためて重く感じました。おそらくそのTwitterを読んで、
あの日の新宿駅の騒ぎの事情を初めて知った人は大勢いたと思います。

逆にいえば、Twitterによって間接的にしか知ることのない出来事。
そこに人間と人間の距離感を感じます。
被害に遭った女の子の、その後が気になります。

良いことにも悪いことにも利用されるTwitter。
ある意味で、人間性をむき出しにするもの。
あらためて、その恐ろしさを知ったような気がする数日間でした。
こんな時代に生きてるんだなあと、あらためて思います。

長文失礼しました。






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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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