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2018-08

ぼくにとって「恐怖の映画」といえばコレです

阿佐ヶ谷パールセンターは七夕祭りですごい人出です。
ドラッグストアに行きたかったけど途中で諦めました。

各店が出してる「作り物」も楽しいのですが、
阿佐ヶ谷七夕祭りがふつうの夏祭りと大きく違うのは、
屋台で売ってる食べ物がかなり本格的ということ。

もともと美味しい食べ物屋が多い商店街ですが、
それが、ここぞとばかりに腕によりをかけて美味いものを出してくる。
七夕祭りでしか食べられないものもいくつかあって、
みんなそれを知ってて、楽しみにしてる。
じつはぼくも七夕祭りで必ず食べるものがあります。
とはいえ、あまりの人の多さに、のけぞってしまうのですが。

そんなわけで本日は七夕祭りには行かず脚本を書き、
夜は『地獄の黙示録』を観てました。

この映画は、ぼくにとっては「恐怖」そのものです。
これほど人間とか戦争とかを「恐怖」に感じさせる映画はない。
生理的な、イヤな感じの恐怖。

サーフィンしたいがためにベトナムの村をヘリで焼き払う場面とか、
河ですれ違った民間の船に思わず発砲してしまう場面とか、
慰問のためにやってきたプレイメイトに兵士たちが群がる場面など、
なんか、神経を逆撫でされるような恐怖に皮膚がゾワゾワする。
そのイヤな感じは、何度見ても同じです。

とくにサーフィン狂いのロバート・デュバルの命令で
ベトナム人ののどかな農村を攻撃しまくる場面の狂気、
「朝のナパーム弾の匂いは格別だ」というセリフ、
もうすべてがおぞましい。あー、なぜわかってて観るんだ、この映画。

ところで、この場面で、ヘリコプターが村の農民たちに向かって
次々と機銃や爆弾を浴びせていく、そのヘリからの視界で思い出すのが、
『シベールの日曜日』という映画の冒頭です。

ベトナム帰りの元兵士と、施設に預けられている少女の物語ですが、
やはり上空からベトナムの村を攻撃したときの、一瞬の情景が記憶に残り、
それがやがて主人公の精神を崩壊させていく。

ベトナム戦争の狂気は、多くの人々を精神的に破壊したと言われますが、
この「上空から、地上の無力な人々を殺していく」という行為の恐ろしさを、
『地獄の黙示録』と『シベールの日曜日』が教えてくれます。

あとね、好きなのは、冒頭、天井で回る大きな扇風機と、
戦場を飛び回るヘリのプロペラのイメージが重なる場面。
このイメージの飛躍のすごさ!

『2001年宇宙の旅』で、類人猿がほかの類人猿を攻撃した骨=武器が、
パーッと上空に投げ上げられ、それが宇宙船に変化する、
あのイメージの飛躍に匹敵するくらい、ゾクッとする。

ベトナム戦争はベトナムの国土が山岳とジャングルばかりなので、
ヘリコプターが活躍した戦争としても知られますが、
そのことが、見事に映像に表現されてるのが、あー、すごいのです。

8月は何かと戦争の話題が多いので、
何か戦争に関わる映画を観たかった。
『地獄の黙示録』は、やはり重い重い作品だと思います。

そんなわけで、今夜はローリングストーンズの
『サティスファクション』聴いてます。
あと、もちろん、CCRの『雨を見たかい』もね。






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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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