FC2ブログ

2018-12

いろんな意味で「赤字」だと知っておいたほうがいい

あといくつかの会話を書けば脚本全部書き終えるのに、
そのいくつかの会話のいいアイデアが浮かばない。
こんなときは空を見てボンヤリするしかない。
まあ、こんなこともあるよなあと、自然と何かが浮かんでくるのを待つか。

……なんて思ってると、ドアのポストに電気料金の請求書が落ちた。
今月はきっとみんなハラハラしてますよね。
エアコンつけっぱなしの日々を思い返し、覚悟する。

あー、なぜおいらは、あんなにエアコンを使ってしまったんだろう、
いや、あのときは、エアコンに頼らなければ死ぬんじゃないかという日々、
仕方ないじゃないか、いやいや、にしてもだねえ……などと自問自答。

しかし、こんなごくふつうの一般市民が電気代で悶々としてる間に、
地球という星では、もっと深刻な状況が進んでいます。

アース・オーバー・シュート・デーというのがあるそうです。
これは「人類による自然資源の消費量」が、
「地球が持つ1年分の資源の再生産量とCO2の吸収量」を超えた日のこと。
つまり、これが超えてしまうと、地球的に「赤字」になるわけです。

毎年算出されるそうなのですが、今年は、すでに8月1日に、
その日を迎えたのだそうです。
つまり、8月1日までに人類は、地球の資源の予定量を使い果たし、
8月2日以降は赤字のまま生活するしかないということ。

計算によると、今の人類は、まったく同じ地球が2個以上存在しなければ
やっていけない状況にあるそうです。これ、けっこうマズイ話じゃないですか?

毎年毎年赤字経営が続けば、そのうち破綻するのはわかっている。
わかっているのに、何かこれといった手立てもなく、相変わらずの地球人。
巨額の累積赤字によって何が起こるのか、想像するだけでゾッとします。

そういえば、モーガン・フリーマンの番組でもやってましたが、
「海とは、それ自体が、思考するひとつの有機体・生命体である」
という考え方があるそうです。

「生命体」イコール「代謝機能があるもの」と定義すると、
海は、巨大なひとつの生命体である。
実際、過去に地球上の生命が完全に死滅してもおかしくない時期が何度かあったが、
そのたびに「海」が、その完全な新陳代謝によって絶滅を救った。
そう考える人も少なくないとか。

ああ、そういえば、レムの『惑星ソラリス』は、まさに「思考する海」を主人公にした
不思議なSFだったなあ、つまり、そういうことですか?
とか思ってしまいますが、そういうSFチックな話でもなく、
エントロピーとか、それ系の話らしい。
うーん、ぼくは、骨の髄まで文系なので、あまり難しいことは、ちょっと。

まあ、いずれにしても、もう人間だけではどうにもならないのなら、
「海」がどうにかしてくれるのを期待するしかないのかも。

かつて生命の絶滅を海が救ったのだとしたら、
今また、その「海」の再生能力に頼るしかないのかも。
なんてことも考えてしまいます。

アース・オーバー・シュート・デー。
これ、もしかしたら、みんな知っていたほうがいいんじゃないか?
なんて思いつつも、平凡な一般市民であるおいらは、
電気料金の数字にヒヤヒヤしております。
おいら個人のアース・オーバー・シュート・デーも、
もうギリギリですわ。

今日は暑くなかった。風が気持ちいい1日でした。
聞こえるはずのない海の音に、
ちょっと耳を澄ましてみたりします。











スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/1235-654c8b1e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示