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2018-12

事件の「関係者」ではなく「無関係者」を描いた芝居です

この季節は下北沢と阿佐ヶ谷を自転車で往復すると、
帰宅したときには全身汗びっしょりで、
我慢できずに缶チューハイをグーッと飲むと
そのままソファで眠り込んでしまい、
真夜中に目を覚ましてようやくシャワー。

早起きして洗濯しようと思ってドアを開くと、
顔なじみの野良猫がチョコンと座ってゴハンを待っている。
どーってことのない日曜日の朝ですが、
なんだか、ささやかな幸せという感じです。

10月の公演の頃には、もう涼しいんだろうか。
長袖のシャツを着て、風を切って自転車漕いでるんだろうか。

稽古場では、脚本について、登場人物について、会話について、
ここはどうだとか、この人はこうじゃないかとか、
ああ、こんな人いますよとか、いろいろな話で盛り上がる。
「生きた人間」のことをみんなで話し合うのが、とても楽しくてたまらない。
みんな人間が好きなんだなあ。

一見、今回の芝居とは関係のなさそうな話をしたあとでも、
やっぱりどこか空気が変わっていて、
同じセリフなのに、「あ、さっきとは全然違う」と気づく。
ぼくたちは生きているのだなあと感じます。

今までいろいろな犯罪がからむ芝居を作ってきましたが、
今回もある事件がきっかけになる物語です。
ただ、ちょっと違うのは、その事件の当事者ではなく、
その事件が起こった家の「となりの家」が舞台だということ。

人間と人間の間に、「事件」という異物が混入したとき、
そこに何が起こるのか。

事件の「関係者」ではなく、事件の「無関係者」たちは、
何を思い、どう動くのか? そんな物語です。

もちろん、ぼくたちの日常生活の中には、
事件は起こらなくても、「事件性の無い事件」はたくさん起こります。

事件性は無くても、「加害者」も「被害者」も「目撃者」もいます。
きっといつも、誰かを傷つけ、誰かに傷つけられ、
そして何もできずにそれを眺めている。それが日常。

そんなことを考えながら書いた脚本を、
みんなで、ああでもないこうでもないと言いながら芝居にしています。
とても刺激的な、楽しい稽古場です。

本番までの間に、ぼくは何回、稽古場まで自転車を漕ぐのだろう。

『となりの事件』10月10日~14日・下北沢OFFOFFシアター
ご予約はこちらから。チケット発売しています。

https://www.quartet-online.net/ticket/nautilus26

ぜひ劇場でお待ちしております。









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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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