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2018-12

知らない人間に、いきなり理不尽に殺される

雨に濡れてビショ濡れになると疲れませんか?
ぼくは疲れます。雨疲れ。帰り道にゲリラ豪雨で全身ビショ濡れ。

ゲリラ豪雨っていうネーミング、どうも気に入らないなあと思いつつ、
冷たい体のままで急いで晩御飯を食べて、
さて、脚本の手直しをしようと思ったら、猛烈な睡魔。

あ、そうだ、ゆうべあまり寝てないんだったと思いながらソファで横になったら、
そのまま眠ってしまって、で、こんな時間に目が冴えてる。

ゲリラ豪雨って、あくまでも人間側の視点でしかなくて、
人間にしてみたらゲリラ的な豪雨なんだろうけど、
雨にしてみたら「好きなときに降ってるだけさ、なにが悪い」ってことだと思う。

とかなんとか、そんなことを夢うつつで考えて、
なんか、ちょっと悲しい気分でソファでボンヤリしていたら、
玄関のほうで、なにやら物音がする。最近多いのです。
階段を登ってくる足音とか、外で誰かが話してる声とか。

なんか面白いから、あまり気にしないようにしてるけど、
そのうち知らない誰かがドアの外に立ってたりするんだろうか。
外ではなくて、内側だったら、どうなるんだろう。
まあ、そんなことがあってもいいかもですね。

「あれ、誰だっけ?」とか「あれ、今日、約束してたっけ?」とか、
そういうようなことを言えばいいのかな。

最近けっこう真剣に思うのだけど、
自分にとって最もふさわしい死に方は、
「まったく知らない人間に、いきなり理不尽に殺される」ではないかな。
なんか、自分に一番ピッタリしっくりくるような気がしています。

『となりの事件』の稽古、本日は中目黒でした。
自分でかなり気に入ってる話なんだけど、いつもの悪いクセで、
へんにきれいにまとめようとしている自分がいるので、
「やめろ、それだけはやめろ」と自分に暗示をかけながら稽古しています。

まとめることよりも壊すことのほうが、きっといい結果になる。
何も根拠は無いのだけど、ただもう盲目的にそう信じてます。

いや「根拠は無い」と書いたけど、本当は少しはあります。
長年ライターとしていろんな仕事してきたけど、
きれいにまとめようとした原稿は、8割以上はつまらない。
どこか破綻してるくらいの仕事のほうが、結果的には満足。

芝居も、多分そうじゃないかな。
だって、芝居を作ることで世界を描こうとしてるわけだし、
世界はもともとどこか破綻してるし。

もしも芝居と世界とが「同心円」であるとしたら、
両者は同じようにどこか破綻していなければならない。
最近なんとなくそう思うようになりました。

ある見方をすれば、小説でも映画でも演劇でも何でも、
多分、「創られてきたもの」はすべて「世界の破綻してる部分」を
描いてるわけでもあるだろうし。そういう考え方もできると思う。
そんな気はしませんか?

あ、もう1時になる。早いな。
無理にでも眠ろうという気持ちはとっくになくなっています。
ちょうどおあつらえ向きに、面白い本を見つけてしまいました。













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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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