FC2ブログ

2018-12

謎の猫と、こっそり覗いていた悪いおばあさんの関係

ソワレのルートは決まっている。
道の真ん中に立ってソワレを呼ぶと、
空き家の屋根の裏から出てきて、屋根の上を斜めに横切り、
屋根の端から木に飛び移りざま、そのまま道へシュタッと着地。
いつもまったく同じルート、猫ながら律儀です。
で、道を横切り、ぼくがいつもモンプチをあげてる階段の下まで歩いてくる。
これを1日に2回、ソワレの食事タイム。

ところが、今日は違った。
いつもどおりソワレを呼ぶと、ニャーと返事は聞こえたけれど、
屋根の上に現れたのは、ソワレではない別の猫。茶色のシマトラ。
え?!と思っていると、ソワレとまったく同じルートを歩いて道に飛び降りて、
さも当然のような顔をして、ぼくの足元にやってきた。

どういうこと? ソワレではない別の猫が、
ソワレのねぐらから出てきてごはんをねだる。
ん? ぼくは、ぼくだよね、いつものぼくで間違いないよね。

猫はソワレではない、別の猫。不思議な現象である。
と思っていると、ほんもののソワレは全然違う場所から出てきて、
先客の猫を見て、ハーーーッと威嚇している。そりゃそうだろうな。

仕方ないので、いつもの場所でソワレにモンプチをあげて、
その、ソワレじゃない猫には、別の場所でモンプチ。

何者なんだろう、この猫。
もしかしたら、毎日ソワレが屋根裏から出てきて、ぼくにモンプチもらう様子を、
どこかの物陰からこっそり見ていて、
「ははーん、ああやればモンプチが食えるのか」と学習して、
それで今日は、ソワレとまったく同じことをやったのか。

なんか、これって、昔話でいえば、
「ははーん、ああやれば、金銀財宝が手に入るのか」
と、物陰からこっそりのぞいていた、となりの悪いおばあさん、
みたいじゃないか? この場合、悪いおばあさんは、
同じことしても絶対にうまくいかなくて、痛い目にあうのだけどね。
とりあえず、シマトラは、まんまとモンプチにありつけました。

今日は朝から何をやってもうまくいかず、
仕事も脚本の手直しも途中で断念して、
気分転換に床屋に行きました。その途中の出来事。

順番待ちの間に駅前の本屋に行ったら、
探していた本があっけなく見つかって、
まあ、それは大変よかったのだけど、
謎の猫出現で、ソワレは今ごろ、心ここにあらずのはず。









スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/1247-5121ef25
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示