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2018-12

ぼくたちは出来損ないのポンコツ

手塚治虫の『火の鳥』を読み出したら止まらなくなった。
BOOK OFFに安いのが並んでるので、
今日は稽古場まで自転車で行って電車賃を浮かせ、
それで新たに2冊購入。

なんか、今さら『火の鳥』かよ、と言われそうだけど、
今になってこれを読むのもいいんじゃなかな。
人間は年齢を重ねるにつれて宇宙に近づくわけだし。

地球がちょっとおかしくなってきて、
その原因を作っているのは明らかに人間で、
世界がいろんな不安を抱え込んでいる今だからこそ、
というのもあるし。タイムリーだと思います。

今、読書界で密かに評判の『絶滅の人類史』という本、
ホモサピエンスは強かったから他の人類を抑えて進化した、
というのは間違えで、じつは弱かったからこそ、
こそこそと生き永らえて現代に至る、というのが真実らしいけど、
では今の人類も、やはりその「弱さ」を温存しているのだろうか?

だったら、そもそも「強さ」とか「弱さ」って何なんだろう。
そんな根本的な疑問も湧いてきます。

今日は稽古の前に『火の鳥』の未来編を読んでました。
未来編では『火の鳥』全体のテーマに触れられていて、
とても重要な物語だそうです。確かに、未来編の後半は、
ちょっとした科学啓蒙書のようでした。

自分たちの「強さ」を過信して進歩してきた人間の正体、
そんなものについて語られます。
なんかね、ボケッと夜空を見上げたくなります。

あ、『絶滅の人類史』も面白いけど、
『人体 失敗の進化史』も面白いですよ。光文社新書。
あと、タイトルはうろ覚えだけど『人体に秘められた動物』、
これはNHKブックスだったかな。

どの本も、今の人類はけっして「完全無欠な完成形」ではなく、
失敗作であり、偶然の生き残りであり、
いろんな動物たちの寄せ集めである、
……というショッキングな現実を突きつけられます。

過信は禁物。


さて、明日も稽古。「荒どおし」に向かって着々と進みます。
どの登場人物にも、少しずつナマナマしさが出てきて、
稽古場の温度も上昇ぎみです。
ノーチラスにとって、いろんな「初めて」があるのも楽しいし。
この芝居を早く劇場で観たい。素直にそう思います。

あ、岸本佐知子さんのエッセイのことも書きたかったけど、
それはまた明日。






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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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