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2018-12

最近で一番ヤバいニュースはこれ

外に出ようとドアをあけると、
ドアの前でお腹すかせた猫たちが待ってるというのは、
とても幸せなひとときです。そういう時の猫たちは、
「やっと出てきたね、待ってたんだぜ、腹へった」とでも言うように、
情けない声で鳴く。申し訳ないことしたね。

さて、いろんなニュースがあっても最近はすぐ飽きてしまうのですが、
ひとつだけ気になるのが、「ゲノム編集で双子」のニュース。
これをやった研究者が世界中に顔も名前も明かしてますが、
その顔を見てると、いかにも「自分はすごいことをやった」という、
晴れ晴れした感じがして、それがなんとも恐ろしい感じがします。

これはぼくみたいなド素人が考えたって、まだやるべきじゃない、
倫理的にも技術的にも問題のある行為なのですが、
やった人にはその気配が感じられない。なんで?なんで?
生まれた子供の人権は? 未来は? もし何か問題があったら?
この人はともかく「やれる!」ということだけしか考えないで、
これをやってしまった、そうとしか思えない。ですよね。

ひとりの人間の暴挙(と、あえて言いますが)が
今まで地上に存在しなかった新たた不幸を生み出す。
これも、そのひとつになるのではないかと思います。

たとえば「原爆の父」といわれるオッペンハイマー。
べつにこの人だけで原爆が作られたわけではないけど、
科学者としての彼の暴走が最終的には核兵器誕生につながった。

たとえばナチスドイツの数々の暴挙。
大勢の軍人や政治家が関わっているけれど、
とどのつまりはヒトラーというひとりの人間の独裁から生まれた。

歴史に負の爪痕を残すような何かが起こったとき、
それは、たったひとりの人間の意志や行動に始まることが多い。
たいていは「ひとりの人間の暴走」が歴史を動かすのだと思います。

ゲノム編集で双子を誕生させた研究者も、
その「ひとりの人間の暴走」になるのではないのかな。
少なくとも、今、全人類の中でたったひとり、彼は、
「神の領域」に足を踏み入れてしまった。

もしかしたら、これって、人類の歴史の中の、
かなり大きな、恐ろしい出来事になるかもしれない。
何十年か何百年か後に、
「すべて、あの中国の学者の行動から始まったんだね」
と振り返るような日が来るかもしれない。
もしかしたら彼はヒトラーやオッペンハイマーと同じような存在に
なってしまうかもしれないと、考えなかったのかな。

「科学的、技術的に可能なんだから、やっちゃいましょうよ」
というのはダメなんだというのは、核兵器で学んだはず。

今のところ、誰もその双子を見た人はいないし、
まだ真実かどうかわからないらしいから、
すべて嘘であってほしい、デマであってほしいと思います。
少なくとも人類は、まだそんなことをやるほどには
成熟していないと思います。

やばい、眠くなってきた。
いや、まだひと仕事しなきゃ。
コーヒー淹れます。









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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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