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2019-02

極私的な、個人的な、真夜中のブログにつき

夜中に目が覚めて眠れなくなったときブログは便利だ。
夜中に書いた手紙や日記を後で読み返すとすごく恥ずかしい、
きっとあれに似た後悔を味わうことになるのだろうけど。

夜中に考えることは、最近いつも決まってます。
12年間も芝居を続けてきたのは、なぜだったのだろう。
自分にとって、それは何だったのだろう。

それを考えることは、本当は無意味かもしれない。
または、人間はいつも、その悩みを抱えて生きていくのかもしれない。
最初から答えのない問いかけなのかもしれない。

そう思いながらも、12年間もやってきたことに、
やはり何かの価値とか意味とか、納得のできる答えが欲しいと思う。
それは人間の、性というか、本能というか、ある意味、弱さというか。

本当はそんなことは考えずに、ただひたすら、
その時にやりたいことを無我夢中でやり続けたい。それも正直な気持ちです。
でも時々ふと、こんなふうに足元を見たり、振り返ったりしてしまう。

12年前、家族はいなかった。ひとりだった。
出版業界の仕事が急速に減り、生き甲斐みたいなものに飢えていた。
そんな中で芝居を始めた。それは確か。
そのとき自分が欲しかったものを、芝居が満たしてくれると思った。

そして実際に満たしてくれた。本当に張りのある12年間。
良いことも苦しいことも、どちらも大切な時間。
それはよくわかっている。実感している。

それでも、そんな時間を経て、今、よくわからない場所にいる。
この理由のよくわからない飢餓感というか、
あーーーーーっと叫びたい、この、もどかしい感じ。

たとえば、「生きること」イコール「仕事すること」という人がいる。
「生きること」イコール「ギャンブルすること」という人もいる。
「生きること」イコール「愛する人といること」という人もいる。
「生きること」イコール「酒を飲むこと」という人だっているだろう。
もちろん、みんな正解だし、誰も文句は言えない。

じゃあ、自分は?
「生きること」とイコールなものは、何だ?
イコールで結びつくものは無限にあるはずなのに、
自分にとってのイコールは何なのか、今、わからないでいる。

自分が観たいと思うような芝居を自分で作りたかった。
他に無いものを作りたかった。評価されようがされまいが関係なく、
自分にとっての芝居、唯一無二のものを作りたかった。

ただ、今思えば、それは小さな視点というか、
芝居を作ってる、その場所、その現場からの視点。

もっと大きな視点、芝居をやってる自分と、その周囲のすべてを、
はるか高い場所から俯瞰するような、大きな視点、
それを、もしかしたら、忘れていたのかもしれない。

今になって、そんなことを思う。
だから、今、自分の居場所がわからなくなってる。
そんな感じ。

ぼくは、ずっと地図の「中」にいた。
高いところから地図を見下ろすことを忘れていた。
冷静に自分のことを思い返すと、そうなるんだろうか。

地図の「中」で、もがき苦しんでる自分が見える。
いつの間にか、芝居の奴隷になってる、みたいな感覚。
もっと自由でありたい。
芝居をやるかやらないかの問題ではなくて。

なんか、言葉にして文字にすると、
ぼんやりしてたものが、少しはっきり見えてくる。
なんかね、もう少しなんだけどな。











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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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