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2019-02

気分は江戸時代の旅人でした

どうしても読みたい小説なのにどこの本屋にもなくて、
唯一、近場で発見したのが高井戸図書館。
というわけで本日は初の高井戸図書館へ。

地図で見ると、浜田山駅に向かってまっすぐ南下するといいらしい、
浜田山駅が最寄りなのに、なぜか高井戸図書館。
距離はだいたい3キロ。よし、歩くか。
江戸時代の人になった気分で。
ワークマンで買った、軽くて歩きやすい作業靴を履いて、いざ出発。

しかし、しかしだ、善福寺川公園の中で方向を見失い、
かなりの初期段階で道に迷う。あー、方位磁石を持ってくるんだったな。
木の切り株があれば年輪を見て方位がわかるけど、そんなもん無いし。
昼間だから、星も出てないし。北極星、見えないし。
五日市街道に出るまでに、すでに予定時間の4倍くらい過ぎていた。
結局、3キロの道のりを、1時間半くらいかけて、やっと到着。

でも歩くのは楽しい、嫌いじゃない、背中に汗びっしょりかきながら、
楽しい道のりでした。達成感も大きかったし。本も手に入ったし。
帰りは、浜田山駅と阿佐ヶ谷駅を結ぶシャトルバスに乗る。運賃100円。
住宅街の狭い道を器用に走るバス。すげー。
ちょっとした「旅」でした。

こんな思いして手に入れた小説は、きっと面白いことでしょう。
昨夜はブックオフで186円で買った「芥川賞受賞作」をビューンと一気読み。
うん、これは面白かった、久しぶりに「おおおお!」と思った。
思わずネットで作者の顔を探してみた(笑)、それくらい面白い。
あ、面白かった本はタイトル書いてもいいですよね、『爪と目』(藤野可織)。

小説というのは、ストーリーは二の次なんだね、きっと。
それよりも大切なのは、視点と文体。最近それをつくづく思います。
「この小説すごい」と思ったときは、必ず視点と文体が独特。

それから、昨日に引き続き、本日もラジオドラマ。
1977年の「名作」というのを聴いてました。主演は若き日の平田満!
アングラというか何というか、唐十郎の芝居みたいなドラマでした。
時代なのかなあ。こういうのをふつうにラジオでやってたんだな。


話は違いますが、先日ブログに書いた「入場料1500円の本屋」、
あるニュースでは「満員だ」と絶賛されていたけど、
サイゾーではボロクソ書かれてました。うーん。どうなんでしょうね。

なんか「選び抜かれた珠玉の一品」みたいな本が3万冊くらいあって、
それが時間制限なしで自由に読めるらしいのですが、
サイゾ-によると、「何を今さら」的な本が多くてトホホ…らしい。
ディックとか、カート・ヴォネガットとか、『ニューロマンサー』とか。

評価は人それぞれだろうし、ある人には珠玉の名作でも、
ある人には陳腐な1冊だというのは、不思議ではない。
どちらが正しいということはないのだろうけど、
でもやはり、本屋に入店するのに1500円払う、というシステムは、
出版文化の本質からハズれるような気が……どうしても。

ごくふつうの街の本屋さんが一種の誇りを持って本を売る、
そんな時代はもう来ないのでしょうか。

……てなこと書いてるおいらは、
今現在もラジオドラマの番組いくつかやってるのを知って、
ラジオを買おうかな、と本気で考えてますけど。
ラジオって高いんですか?



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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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