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2019-11

こんなふうに天皇のことを考える1日も珍しい

せっかくこの時代に生まれ合わせたのだから、
即位の礼をきちんと見てみようと思った。
自分が生まれた国や、生まれた時代を知るという意味で、
というと大袈裟だけど、全然そんなつもりはないけど。

ふだんは天皇制や皇室にはほとんど無関心だし、親しみもないが、
そんな自分が即位の礼のようすを見て、どう感じるのか。
そんな興味。日本人だし。

あと、日本の小説を読むと、天皇や天皇制のことがいろんな形で関わってくるし、
先日の、あいちトリエンナーレの問題でも、天皇の写真が焼かれることが、
ひとつの議論のテーマになったり、そういうのを見てると、
やっぱり、天皇のこと、というか、「自分は天皇をどうとらえているか?」という、
素朴な疑問があった。それを知るいい機会。

そんな興味があって、今日は珍しくずっとテレビを見てたけど、
やはりというか、案の定というか、天皇家とか天皇制というものに対して、
とくに肯定的でも否定的でもない、親愛の感情も嫌悪の感情もわかない。

というか、そういう問題ではないよね、ひとりのちっぽけな国民がどう思おうと、
そういうの関係なく存在している天皇、あるいは皇族。

ただ、1600年だか1700年だかの長い時間の中で、ずっと守られてきたもの、
儀式のやり方ひとつにしても、かたくなに不変のものとして続いてきたもの、
それが、すべての日本人の中に何らかの形で生きているんだろうなあと思う。
意識しなくても、きっと日本人としてのアイデンティティの一部。

ラグビーをまったく知らなくても日本を応援する感情の奥底にも、
何らかの形で天皇というものがあるのだろうし、
オリンピックを成功させたいと思う感情の奥底にも、きっとそれはある。

もちろん、天皇が悲劇を引き起こしたこともある。
太平洋戦争だって、天皇をからめて論じれば、もうキリがない。

でも、そういうことも全部ひっくるめて、
好むと好まざるに関係なく、「天皇はいる」という、ごく当たり前の現実。
日本人は、そういうものを背負ってきたし、これからも背負い続けるのだ、
ということを、あらためて感じました。「こういう国なのです」という感じ。

あと、天皇家を語るときに必ず出てくる遺伝子、というか、近親婚についての話。
それもちょっと調べてみたけど、何が正しくて何が正しくないか曖昧らしい。
いくらなんでも野放しの近親婚状態だったはずがない、という説、
生物として、それは巧妙に避けられてきた、という考え方もあるらしいし、
たとえば大正天皇の話も、じつはただの俗説で信憑性は無い、という人もいる。

どれが真実かわからないけど、そういうことも含めて、
ひとつの家系が国の象徴として守られてきたという事実は、きっと重いのだろうな。

天皇を肯定も否定もしないし、そこまで突っ込んで考える根拠もないのだけど、
でも日本人として生まれた以上は、知らんぷりできないことなんだろうなと思う。
それを、あらためて思いました。そんな1日。

あと、付け足しですが、今日は13時から、NHKも民放もすべてまったく同じ映像だった。
テレビ東京や東京MXも含めて。
なのに、なぜか、NHKだけ、ほかの民放の映像よりも、
0.5秒くらい映像が先行してズレていた。あれは、どうしてですか?

ちなみに、皇族が全員退出するまできちんと放送したのは、テレビ東京だけでした。
ほかの局はNHKも含めて、スタジオやCMに切り替えてました。
テレビ東京って、こういうところが好きです。








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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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