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2019-02

耳の奥で誰かがささやく

週末の稽古が終ると一抹の寂しさがあります。

稽古が本当に楽しみで、稽古の日の朝は新しく生まれ変わったような、
シャキンとした気持ちになって出かける。
そして日曜日の夜は、頭の中で「ポツン」という音が響く。

でもこの寂しさは、幸せな寂しさかもしれない、とも思います。

稽古がだんだん過酷な局面に入ってくれば、
そんなことも言っていられない。
何か重いものを抱え込んで稽古場に向かうことも増えてくるだろう。
今までもそうだったように、稽古場に行くことが怖いこともあるはず。

それでもやっぱり公演当日のことが、心から楽しみでいたい。
みんなも、そうでいてください。

おおよそ舞台の広さと形にヒモを張って
芝居する空間を想定しながら稽古するわけですが、
今回は、カフェの店内を舞台にした群像劇なので、
それほど広くない空間を、11人の役者が出たり入ったりする。

おおげさな言い方をすれば、その小さな空間が、
スパッ!と切り取られた宇宙の一部分であってほしい、
スッとすくいとられた運命の一片であってほしい。
舞台の広さはそれほどではないけれど、
その舞台の彼方にも、何か広々としたものが続いているような、
そんな錯覚を感じたい。感じさせてほしい。感じさせたい。

少しずつ芝居の形が組み上がっていくにつれ、
そんなことを、ふと考えたりします。とくに今日は。

ところで、じつは一昨日から、右の耳の奥が、ズキズキと原因不明の痛み。
夜、眠れないほど。こんなこと初めてです。

でも、それは、耳から入ってきた誰かの言葉が、耳の奥に引っかかって、
おいらに何かを必死に伝えようとしているのではないか?
と思うようにして、なんとなくごまかしてます。
誰の、どんな言葉なんだろう?

おいらの耳の奥に引っかかっている言葉に耳をかたむけ、聴覚を集中しながら、
眠ることにします。どうか、夢の中で、ちゃんと聞こえますように。
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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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