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2019-02

ちょっとだけ気になったこと

昨夜もブログ書いたのですが、珍しく今日も昼間から書いてます。
ニュース眺めていて、ちょっと思ったことがあったので。

中国の民主活動家の劉さんがノーベル平和賞を受賞しましたが、
その後、その奥さんが自宅に軟禁状態と報じられてます。

ノーベル賞受賞のニュースが中国国内で黙殺されているというのは、
まあ、中国だから仕方ないよね、という感じで受け止められたけど、
夫人が軟禁状態というのは、やはり「そこまでするのか?」と。
劉さんはもともと獄中だから、これで夫婦揃って「囚われの身」になったわけです。

で、ちょっと思ったのですが、この後、国際社会はどう動くのだろう?と。
ノーベル平和賞によってその功績を讃えた人が、今、理不尽な境遇にある。
讃えた側としては、劉さんとその夫人を何とかするのが筋というか、責任というか、
ほめるだけほめておいて、後はその人がどうなろうと関知せず、というのはおかしいから、
やはり、どうにかするのだろうけど、ただ相手は中国政府、なかなか難しい問題だと思います。
結局は、決定的なことは何もできずに終わるのか……もしそうなれば、
ノーベル平和賞なんてものを与えたことが、なんとも虚しく思えてきます。

国際社会がこの出来事に対してどう動いていくのか、ちょっと気になります。
ノーベル平和賞に選んだことが、逆に、民主活動家の将来を閉ざすことになれば、
こんな皮肉なことはない。何かが動いてくれればいいなと思います。

直接は関係ないことですが、このニュースを見て思い出したことがあります。

何年か前に、バーミヤン渓谷の石仏がタリバン政権によって破壊される出来事がありました。
アフガニスタン内戦が生んだ悲劇のひとつでしたが、
優れた文化遺産であるこの石仏をなんとかして復興させようと、
いくつかの国が多額の金を出しました。じつは最初に名乗りを上げたのは日本でした。
その後、ユネスコが中心になって石仏は復元されたんだったと思います(うろ覚えですが)。

ところが、そんな出来事に対して、ある映画監督がこんなことを言いました。
「アフガニスタン内戦中に起こった干ばつで、数万人の人々が餓死していった。
しかしそんなとき、国際社会はまったく無関心で、何の援助もしなかった。
ところがバーミヤンの石仏が破壊されると、すぐに各国が多額の金を出す」

人の命は地球より重い、なんて言葉があるのに、
破壊された石仏の復興には金を出しても餓死者には金を出さない、
そんな国際社会を批判した言葉です。

国際社会というやつは、たまにこういう筋違いなことをします。
石仏を復興することはできても、餓死者は救えない。
まあ、もちろん、おいらもその国際社会というもののひとりに入るのでしょうけど。

劉さんの出来事とこのことは全然似てないけど、どこかで通じるものを感じます。
ほめることはほめるけど、そのほめた人の将来が危機に直面したとき、
みんなはどうするのか?

また「筋違い」なことが起こらなければいいけれど、と思います。
今まで人生において、さんざん筋違いなことをしてきたおいらが言うのもナンですが。

このニュースちょいと気になります。
囚われの身のふたりのこともそうですが、それ以上に、
世の中はどうするのだろうか?と。








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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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