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2019-05

近いのに遠い国

昨日稽古に出かける前にテレビをつけたら、
北朝鮮とのサッカーの試合やってて、思わず見入ってしまった。

勝負の行方ももちろん気になったけど、
それ以上に気になったのが観客席。
ふだんのニュースでは、
北朝鮮の人たちがあんなに大勢で騒ぐ姿など見ない。
観客席が映ると、つい画面に目を近づけてしまった。

なんかふつうだ。日本とほとんど変わらない。
でも、カメラに映るのはやたら若い女の子ばかりで、
しかも着てるものや髪型は日本人や欧米人と変わらない。
もしかしたらカメラの映像を考えた上での演出か?
なんて思わず勘ぐってしまう。

北朝鮮チームがいいプレイすると、みんな熱狂的に騒ぐのだが、
それも見ようによっては演技っぽく見える。考えすぎ?
サッカーの試合にあんなに熱狂するというのは
北朝鮮の日常の一場面として当たり前のことなんだろうか。

そもそも彼らには愛国心というものがあるのか?
そういう考え方そのものがあるのか?
というのは素朴な疑問です。

ここ数年、世界各地で独裁者たちが倒されているニュースが
この国では報じられているのかどうか知らないし、
そもそもこの国の人たちは、
自分たちが「独裁」と呼ばれる恐怖国家で生きていることを
どこまで自覚しているのか、ぼくはよく知りません。
池上彰さんに質問してみたいです。

政治の究極の形は「独裁」である、という考え方もあるようで、
日本ではごくご当たり前の「政治の混乱」てヤツは
北朝鮮には存在しないのだろう、なんとも皮肉なことに。
そのことの幸福と不幸を、どんなふうに受け止めているのだろう。

世界的に見たら、明らかに歪つな国家で生きている人たち、
けっして幸福そうには見えない国の人たちが、
サッカーの試合に異様なほど盛り上がっている様子は、
なんだか不思議な感じがした。

一体どんな国なんだか。そして、どんな国民なんだか。
昨日のテレビ画面からはまったくわかりませんでした。

稽古だったので、北朝鮮が勝った瞬間の様子は見てないけど、
ちょっと見てみたかったな。そのときの表情、そのときの歓声。
とても近いのに、とても遠い国。






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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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