FC2ブログ

2019-02

ピッチの小犬たち

とくにサッカーが好きというわけでもないが、
トヨタクラブW杯は、たまにテレビで眺めてます。
この前のサントスの試合とか。

集英社文庫の『ラテンアメリカ五人集』という短編集で
リョサの『小犬たち』を読んだこともあって。

『小犬たち』はストリートサッカーに夢中な少年たちの物語。
リョサはペルーの作家だが、この小説で描かれているのは、
きっと多くの南米諸国で見られる日常的な光景なんだろうな。

ブラジルはかつてサッカーを積極的に国威高揚に利用した、
というようなことを仕事で調べたことがあるのだが、
ブラジルだけでなく南米やその他の国でもそうだったのだと思う。

なんせサッカーは「貧者のスポーツ」である。
他に何の楽しみもない低所得層の人々に夢と希望をもたらし、
地域の活性化に役立てられてきた。

貧しいから、1個のボールを、
たとえボロボロになっても捨てることなく大切に使い続け、
体の一部のように手なづけてしまった選手たち。

僕はサッカーに詳しくないから技術的なことはわからないが、、
サントスの選手たちは、見事に整備されたピッチを走りながらも、
貧しい大地をたくましく駆け回っているように見えました。

あるいは、リョサの小説に出てくる
愛すべき悪童たちの姿にも重なった。

「貧しさ」は、時には「強さ」でもあるのだ、きっと。
人類にそんなスポーツをちゃんと準備してくれた神様は、
なかなかのものだと思います。

あ、人類…といえば、
ナショナルジオグラフィクスのサイトを見てて、
え?!というようなことを知った。
人類の祖先に関する最近の発見。
へー、あーそうなんだ……。

しかし、この話は、またいずれ。
腹へった。そば食べる。


















スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/485-08f58619
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示