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2019-02

「歩けば何かが変わる」という妄想

2月は日記をサボらないと数日前に書いたばかりなのに、
昨日はサボりました。なんということだ。
まったく自分でもわけがわかりません。

言い訳をするつもりはありませんが、
ヴィム・ベンダースの『パリ、テキサス』に飲み込まれました。

最初に観たときには(しかも映画館で観たのだが)、
まったく感じなかった感情に揺さぶられた。
映画を観るタイミングって、やっぱりありますね。
今の僕には『パリ、テキサス』は「あああ」という感じです。

僕は、きっとこれからも時々、
この映画を観るんじゃないだろうか。
そんな予感のする映画でした。

今日は、用事があって池尻大橋へ。
じつは池尻大橋は大学時代の4年間を過ごしたところ。
大学卒業以来初めて自分が住んでいた古い下宿屋に行ってみた。

そうしたら、僕が住んでた古い家はなくなっていて、
新しい立派な家になっていました。
表札は当時の大家さんの名前だったから、
きっと息子夫婦が建てたんだろうな。

2階に4畳半の部屋が5室、共同トイレ。
1階に大家さん。それが大学時代の住居。懐かしいな。

まわりもすっかり変わっていた。
池尻デパートはなくなっていたし、
三谷幸喜が古畑任三郎の名前にいただいたという
「古畑病院」もなくなっていた。
昔は246を歩くと池尻交差点から見えてたのにね。

帰りは新玉川線で駒沢大学まで行き、
そこから自由通りを歩いて駒沢公園の横を通り、
ずーっと徒歩で南下して帰ってきました。

なんか歩いてみたかったのだ。
ズンズン歩けば、何かが変わるような、
ズンズン歩けば、何か救われるような、
そんな予感がすることありませんか。

で、結局なにかが変わったのかといえば、
残念ながら、そんなことはありません。

いや、でも、よく考えてみたら、
誰だって、いつの間にか変わっているのだ。
長く生きているうちに、何かが変わっているのだ。

ただ、誰もが「あ、今、変わってる」と自覚できないだけで。
せいぜい、ずっと後になって、
「もしかしたら、あの時、変わったのかな」なんて
かろうじて思い返すくらいなもので。

僕は、いつ変わったのだろう。なぜ変わったのだろう。
『パリ、テキサス』観たら、
ちょっとそんなこと考えました。





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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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