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2019-02

僕らはときどき時間を「見上げる」

昨夜の『ブラタモリ』は東京の「樹木」の話でしたが、
以前住んでた深沢あたりの住宅街が出てきました。

懐かしかったな。いや、懐かしいといっても、
今でも行こうと思えば距離的にはすぐなのですが。

すっかり風景の一部として溶け込んでいて、
ふだんなにげなくその前を通り過ぎてしまう大きな木が、
じつは樹齢ン百年という古い木だった、なんてことは、
きっとよくあるんだろうな。
そう思うと、木はあなどれない。

ノーチラスの前身であるチョコレートカンパニーを立ち上げた時、
旗揚げ公演で『金の夜・銀の森』という芝居をやりました。

話の中に木のぼりの好きな少年が出てくるのですが、
あらゆる木を征服するという野望をもつ彼の最後の夢が、
世界最古にして最高の高さを誇る木をのぼること。

それはセコイア・センペルビレンスという名前の木で、
北米大陸のレッドウッドの森に群生しています。

セリフの中に何度か、その、
「セコイア・センペルビレンス」という名前が出てくるのですが、
まるで、人を大昔の記憶に誘い込む呪文のような響きが気に入り、
レッドウッドの写真を切り抜いて、部屋に貼っていました。

最初のセコイヤ・センペルビレンスが地球上に現れたのは
なんと1億6000年ほど前、「生きた化石」といわれる所以。

その木にのぼるのが夢だった木のぼり好きの少年が
『金の夜・銀の夜』の物語の発端。

そう考えると、その少年は、
1億6000年の時間を征服しようとしていたのだ、きっと。

高い木を目の前にすると、どんな人でも、
思わず上を向いて、その木の高いところを見ようとするもの。

考えてみれば、人間は、高い木を見上げていると同時に、
遠い時間をさかのぼっていることにもなるのかも。
「時間を見上げる」という不思議な現象。

大きな木に出会ったときに、
ふと安心するような穏やかな気持ちになるのは、
もしかしたら長い時間や遠い歴史のことを
無意識のうちに感じているからかもしれない、
……というのは考え過ぎでしょうかね。考え過ぎですね。

セコイア・センペルビレンスの物語も、
いつかそのうち再演したいです。

ぜんぜん関係ありませんが、
『ブラタモリ』の前にいろいろチャンネルをかえていたら、
秘密の県民ショー(だっけ?)に
ヴァイオリニストの川井郁子が出ていた!!

この人がヴァイオリンを弾く姿はすごく官能的でセクシー。
誇張ではなく本当に、楽器とセックスしているような気さえする。
(嘘だと思うならyoutubeで見てみるがいいさ)

でも、しゃべってる時の川井さんは、
なんかすごくフツーのおねえさんでした。
いや、ただそれだけの話です。










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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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