FC2ブログ

2019-02

科学が生みだす「詩情」に酔いたい

近所のマンションの前に貼り紙。
今日初めて気づいた。

このマンション周辺の野良猫には、
誰がゴハンを上げるかを決めてあります、
だから他の人は不用意にエサを上げないでください、
食べ残しなどでマンション住民に迷惑がかかるので……
みたいなことが丁寧に書かれている。

野良猫と人間が共存するためのひとつの提案。
なるほど、と思った。

確かにそのマンション付近には猫が多いのだ。
見る度に「野良猫か飼い猫かよくわからないなあ」と思っていたら、
こういうことだったのか。どちらとも言えない猫。
きっと猫も「ここにいれば生きていける」とわかってるんだね。

今日は仕事で新宿へ。
雨が降るのか降らないのか微妙な天気。

帰りに『LAコンフィデンシャル』を借りてくる。
数日前に図書館でジェイムズ・エルロイの特集やってる雑誌を見て、
久しぶりに観たくなりました。

ジェイムズ・エルロイのミステリーはすごく重苦しいけど、
映画もやっぱり重苦しい。2度目に観てつくづくそう思った。

でもすごくプロットというか展開がよく出来てる、
この映画の明解さが好きです。

ケビン・スペイシーが途中で死ぬということを忘れてたので、
撃たれたときビックリした。
最初に観たときはキム・ベイシンガーの美しさに見とれたのだ。
ジェイムズ・エルロイのミステリー読みたくなった。何でもいいから。

今日のニュースで、ちょっと面白かったこと。
地球の生命の誕生は「海」ではなく、
「火山によってできたドロドロの熱湯溜まり」の可能性。

地球上の原始的な生命は「海」から生まれたのだ、
ということを前提にした芸術作品て、
詩とか音楽とか小説とか、けっこうあると思うのだけど、
あと、海は命のふるさと、なんてこともよく言うし……
それが今さら「じつは火山です」って言われてもねえ。

人間の血液の塩分濃度と海水の濃度の関係とか、
羊水と海水の共通点とか、いろんな形で、人間は、
自分の肉体の中に海との共通項を見つけ出そうとしてきた。
海に、一種の「懐かしさ」を見つけ出そうとしてきた。

そんな、今までの「抒情」はどうしてくれるんだ?
これまでさんざん表現されてきた海と生命との詩情は、
いったいどうなるというのだ?

科学には、思いがけないほどの「詩情」があるけど、
もしかしたらこの新たな説は、
科学が詩情をぶち壊したということになるのでしょうか?

それとも、これから人間は、
火山に新たな詩情を求め、
新たな芸術作品を生み出すのでしょうか?

いろいろ想像したら、ちょっと面白かった。
生命は火山から生まれた、という新たな説が、
新たなイマジネーションの源泉となりますように。













スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/537-c0a85555
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示