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2019-05

最初のWS、そして船の記憶について

今日は7月公演(および秋公演)に向けてのWS第1回目。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
そしてお疲れさまでした!

歩いたり、触れたり、演じたり、短いセリフや長いセリフを言ったり、
とても根本的なことを大切にしたメニューなのですが、
何でもいいので「何か」を持ちかえっていただけたら嬉しく思います。

ひとり暮らしの、しかもフリーライターの日常生活には、
他人と話すという機会があまりないので、
こんなに長い時間、人前で話をするのは、正直とても緊張します。

でも逆にいえば、自分が伝えたいことがきちんと伝わっているのか、
自分の言葉や思いが、うまく相手の胸に届いているのか、
というテーマと向き合うという意味で、
これは僕にとっての「ワークショップ」でもあります。

人に何かを伝えることの期待と不安、
それは、どんな人にも必ずつきまとう感情かもしれませんが、
今日は僕自身もまた、それを痛感していました。
そんな意味でも、とても価値ある1日でした。

次回は17日(土)です。
たくさんの御応募をお待ちしております。

明日は日曜日ですが珍しく仕事が溜まっています。
土曜日に打ち合わせして日曜日に仕事して月曜日に送る、
なんていう強行軍はは久しぶりだが、
ああ、そうか、おれってフリーライターだったなと再認識。

WSの前はクレイジーケンバンドを聴きまくってテンションを上げ、
それから出かけた。これから、また同じことをしよう♪

昨夜たまたまつけたTVに横山剣が出ていて、
香港に行った映像が流れていました。

その中でスターフェリーが出てきたのですが、
遠い昔に香港へ旅したときスターフェリーは最高のお気に入り。
ビクトリアハーバーを漂う贅沢な7分間のために
一体、何回スターフェリーに乗ったことか!!

でも、あの船のことは、もう何年も何十年も思い出すことはなかったのに、
わずか数秒の映像を見ただけで、あの7分間の船旅のこと、
固い椅子や握りしめていた手すり、香港の人々の話し声や、
船に乗せられている大量の自転車のことなど、
いろいろな細かい記憶が1度によみがえってきた。
あの、船が波に揺れてる感じさえも。

僕たちの体の中には、
一体どれほどの記憶がしまいこまれているのだろう。
そして、そのうちのどれくらいを、
生きているうちに僕らは思い返すのだろう。

思い返されることのなかった記憶は、
一体、どうなってしまうのだろうな。

……なんてことを横山剣の顔を見ながら考えていました。

思い返されなかった記憶?

思い返されなかったら、それは記憶でも何でもないじゃないか。
ということは、思い返される瞬間までは、
それはどこにも存在していないのだろうか?

思い返されるからこそ、それは記憶として存在し始め、
思い返されることがなければ、それはもはや記憶とはいえない。

なんてことになるのでしょうかね?

思いがけないときに、
思いがけない形でよみがえってくる記憶にハッとする。
その瞬間が、最近とても愛しく思えてならない。

それとも、時間がたてばたつほど、
記憶は愛すべきものに変わっていくのでしょうかね。

もしそうだとしたら、いつか人間の過去は、
すべて愛すべきものに変貌するのかも。

もしそうなら、それはなんと幸福なことか!
もしそうなら、だけど。















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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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