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2019-05

阿佐ヶ谷で牛丼を中断してみる

最近ちょっとサボリぎみなので今日は2回目。

本日、午後2時45分、
僕は阿佐ヶ谷駅北口の松屋で牛丼を食べていました。
と、左隣りでパクパク牛丼を食べていた二人の若者が
いきなり箸を置いて、黙とうを始めた。

なんだか、自分だけ牛丼食べ続けてるのは申し訳ない気がして、
僕も箸を置いて目を閉じました。
頭の中は牛丼のことでいっぱいだったけど…

黙とうの後、左側のふたりは、お互いに、
「去年の今日、今、どこで何をしていたか」を語り始めた。
今日、同じような会話をした人が大勢いたんだろうな。

僕は去年の今頃は府中の住民。部屋で仕事をしていたっけ。
あの日と今と、僕の生活はあまり変わらない。
あの日と今とでは、生活がまったく変わった人もたくさんいる。
そのことを、あらためて思った。

未来のことを想像する、未来を知りたいと思う、
それはもちろん人間だけの心の働きだそうです。

だからこそ、人間社会には占い師や預言者が存在する。
猫の占い師や予言するフクロウなんていない。
いるとしたら、お話の中だけ。

しかも、人間は初めから「未来」というものを
本能として持っていたわけではない。
約7万年前にアフリカから「グレートジャーニー」に出発した時、
人間はまだ「未来」というものを持っていなかった。
そのとき、人間が関心を払ったのは「今」だけ。

人類が世界中に散らばる過程で農耕技術を身につけたとき、
少しずつ「未来について考える」という能力が生まれていったのだとか。

つまり、未来は最初から存在したのではない、
未来とは、人類がいつの頃かに「手に入れた」ものなのだそうです。

人間だけに許された「未来について考える」という特権。
そいつがきっと、悲劇と喜劇を生み出し、幸福と不幸を左右する。

ときどき考える、明日のことなんか考えなけりゃいい、
そうすれば、人生とはどんなに楽チンだろう。
明日のことなんか考えるから、人生は重たくなるのだ。

でもね、そうもいかん。
人間だけに許された特権に振り回されたくない。

せめて、未来を味方につけたい。

ああ、そうだよね、そうだよ。
そんなことを、牛丼食べながら考えていました。

今日、阿佐ヶ谷にいたのは、ザムザで観劇するため。
先日の自主映画で共演した鈴木ちえさんの舞台。

シナリオセンターでちゃんとシナリオの勉強をした人の脚本の舞台化、
しかも綾田俊樹さんやクロムモリブデンの森下亮さんも出演、
いろいろな興味が重なっての阿佐ヶ谷です。
なんだかいろんな意味で「納得した!」という感じの舞台でした。

理由あって右足が痛くて、ビッコひきひき歩いてます。
ビッコっていうのは、今は使ってはいけない言葉ですか?

ゆっくりしか歩けないので、人ごみの中で遅れぎみ。
自分だけ時間がゆっくり流れてるみたいで面白い。
時計の秒針も、もしかしたら僕のだけ、遅く進んでるみたいな気がする。
……時計、持ってないけどね。



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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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