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2019-05

もっぱら最近のキーワードは「レイチェル」

とりあえず言えることは、すげー混乱してます。
思わず「すげー」なんて、ふだん使わない言葉使っちまうくらいに。
ほらまた「使っちまう」なんてね。
そりゃまあ、釘も踏み抜くさ。

今日はあちこちの稽古場に使用料を払いに旅に出る。
1軒ずつまわるのは、なかなか大変だ。
ましてや釘を踏み抜いて片足引きずってる身である。
途中で種田山頭火の気分(笑)チーン。

しかし確かなのは、今かなり稽古開始が楽しみだということ。
稽古開始って、つまり、本番台本の稽古。
今回はとくに「どうやって台本稽古を始めるか」、
その第1歩の踏み出し方をあれこれ考えています。

役者たちと脚本との出会い、僕はその橋渡しの役。
そういう気分。少しでもいい形で出会って欲しい。
今やってるプレ稽古は、それまでのソワソワした時間。
そこも楽しもう、ソワソワしよう。

役者が脚本と出会う、ということを考えるとき、
最近よく思い浮かべるのは、じつは、
映画『ブレードランナー』のレイチェルのこと。

自分を人間だと信じていたレプリカントのレイチェルは、
自分の記憶が本物なのかどうかで苦しみ悩む。

もし自分がレイチェルの立場だったら、どうだろう。
今の自分を自分たらしめている記憶たち。
それがすべて、あとから植えつけられたものだとしたら、
では、今ここにいる自分は誰か?と考えることの恐怖。

あのレイチェルって、「役者」というものの存在と、
どこかで通じ合ってないか?というのは極端な発想ですか?

役者は脚本を読んで役を演じようとするとき、
脚本に書かれていない時間をさかのぼる、
そこが、すごくレイチェルなのだ。そんな気がする。

うーん、最近、コレちょっと引っかかってるんだ。
満員電車とかに乗って、やることがないときは、
このことを考えてる。いや、もうちょっと整理しよう。
自分が何を考えてるのか。

ちなみに、フィリップ・K・ディックは、
『ブレードランナー』を観てないらしい。
映画が完成する4カ月前に亡くなったとか。
なんか、皮肉だな。

あ、もちろん、『栢子の結婚』は、
『ブレードランナー』とはまったく関係ない話です。


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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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