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2019-05

想像するだけなら僕らは自由なのだし。

ひとつ芝居が終わるとやってくる、
このなんともいえない空虚。

宇宙まで続いていそうな寂しさ。

それを埋めるために、次のこと考えよう。
鬼フェスのこと、11月公演のこと、
そして、もっと別のこと。

上演するあてのない、でもいつかきっと上演する、
新しい脚本のこと、その美術のこと、照明のこと、音楽のこと。

たとえば、寂しさを形にしたセットに、
孤独という照明で陰影をつけ、
希望という音楽をかすかに響かせる。

役者たちは、未知の言葉で語り合い、
求めたり裏切られたりして、
やがて、行く先を決めない旅に出る。

その瞬間、彼らは舞台の上からかき消え、
舞台上には、長く伸びた黒い影だけが残る。

……というような物語。

なんてね、いや、本当は、
ひとつ書いてみたい話があるんだ。

薄汚れた都会の片隅で演じられる、
老人と子供たちの物語。
手垢のついた「夢」をめぐる悲喜劇。

でもさ、「老人」と「子供たち」っていう時点で、
これ、上演が難しいよね。わかってる。

しかも、劇場ではなく、どこかの「空き地」でやりたい。
クライマックスでは「空き地」が熱帯雨林のジャングルに変貌する。
はいはい、わかってる、やれませんよ。

でも、ちょっと冒頭を書き出してみた。
今日締め切りの仕事があるというのに。

真面目に仕事しろ。
編集者が待ってるはず。
催促のメールがこないかヒヤヒヤしながら、
熱帯雨林の夢を見る。












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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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